まほろば御朱印紀行

日本のまほろばを探して、社寺散策をしています。 社寺散策の日記を中心にいろんなブログを書きます。

飯福神社

伊勢崎神社 伊勢崎銘仙の御朱印(群馬県伊勢崎市本町)5

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 群馬県伊勢崎市の中心部に神社は鎮座していました。

 最寄り駅は、JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎駅」になります。

 神社専用の駐車場は、門前にありました。


 こちらの神社の由緒は、次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「【伊勢崎神社】
 群馬県伊勢崎市本町の旧県社。祭神は保食神・少彦名命ほか二十八柱。例祭は10月17日。
 建保元年(1213)に三浦介義澄が創建したと伝え、飯福神社と称した。明和九年(1772)に正一位を授かる。歴代領主が尊崇した。大正十五年(1926)まで神社百景合祀が行われ現社号に改めた。」

 また、案内板によると次の通りです。
「順徳天皇の御代 健保元年(1213)三浦介義澄の創立したものと伝えられます。代々の赤石城主の崇敬厚く、明治に至って氏子持ちとなりました。大正十五年、旧称の飯福神社が、稲荷神社を始め町内数社を合祀して、正式に伊勢崎神社と改称されました。社殿は本殿・幣殿・拝殿からなり、本殿は嘉永元年(1848)の創建であり、彫刻の緻密にして壮麗な事は氏子の誇りであります。」


 鳥居になります。
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 手水舎
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 社殿
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 元は「飯福神社」という神社名で、「いいふくさま」と呼ばれていたそうです。
 明治時代から大正時代にかけて町内の神社を合祀し、大正十五年に「伊勢崎神社」となったそうです。合祀した神様が多いのもその影響でしょう。昭和十六年には県社に昇格しています。
 こちらの神社では、毎年1月11日には「上州焼きまんじゅう祭」と呼ばれる「福まん神事」が執り行われます。神前で鏡餅の様な大きな饅頭が焼かれ、宮司が祝詞を奏上し、神事の後には年男年女が饅頭に思いを込めた文字を書き込む「願い文字の儀」が行われます。焼き上がった饅頭は「福分け」として無料配布されるそうです。ニュースでは見たことがありますが、実際は行ったことはありません。

 拝殿正面の上部には木製のプロペラが飾られています。
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 戦時中にスバル(富士重工)の前身にあたる「中島飛行機」の社員が飛行機が戦争から無事に帰ってくる様にと渡航安全・航空安全を祈願、奉納したものです。

 稲荷神社。
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 松尾芭蕉の句碑になります。
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「よく見れば 薺(なずな)花咲く 垣根かな」

 御朱印は、境内の右側にある「授与所」で頂けます。伊勢崎銘仙の和紙に書かれた「書き置き御朱印」になり、御朱印代は300円です。






神社名:伊勢崎神社
鎮座地:群馬県伊勢崎市本町17‐10
祭 神:保食神(うけもちのかみ)
合祀神:大日孁命 素盞嗚命 誉田別命 大物主命 菅原道真命 健御名方命 火産霊命 大雷命 経津主命 市杵島姫命 表筒男命 武甕槌命
倉稲魂命 大山祇命 埴安姫命 大己貴命 速秋津姫命 天羽槌男命 火雷命 少彦名命 岡象女命 菊理姫命 別雷命 竹内宿禰命 八衛比古命 櫛御氣野命 速佐須良姫命
社格等:旧県社 伊勢崎総鎮守

茂呂飯福神社(群馬県伊勢崎市)5

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群馬県の伊勢崎市に鎮座する「茂呂飯福神社」に参拝してきました。
茂呂郵便局の南、茂呂小学校の西側に鎮座する神社です。

近くには、東国花の寺百ヶ寺・北関東不動尊霊場・新上州観音霊場の札所になる『石岡山退魔寺』がありました。

茂呂郵便局の左側から神社方向へ伸びる道がありました。
駐車場は、鳥居の左側から入ることができ、自動車は境内に数台は停めることが出来そうです。


こちらの神社の由緒は、次の通りです。
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「当社の創建年代は明らかではないが、伝承によれば、建武年間(1334〜36)に宗良親王が父君後醍醐天皇の命を受け征東将軍となって東国に赴いたが、御子の尹良親王薨去後は新田一族を率いて王事を尽していた。
その宗良・尹良両親王の御息所にちなんで、ここに『位々登美』の御神霊を奉祀した事が始まりとされている。
その後は那波氏によって再興されたが、正親町天皇の御代の永禄五年(1562)、北條氏の兵乱に遭って社殿は悉く破損した。
しかし、由良氏によって修理がなされ、天正年間(1573〜92)には、竹姫公の采邑となった。
江戸時代に至ると、伊勢崎城主酒井日向守忠能によって修理が加えられ、明治維新以来は氏子の経営するところとなった。
明治七年(1874)、村社に列せられ、同四十年(1907)九月十七日、境内末社の愛宕神社・秋葉神社・菅原神社、字堤の飯福神社・同境内末社の琴平神社・八幡神社、及び字宮上の秋葉神社、字白山の白山神社・同境内末社の菅原神社・疱瘡社を合祀して今に至る。
境内には、大正十四年(1925)建立の『古銭発見碑』があり、以前は桜の名所でもあった境内地を氏子達は『カミノヤマ』(上之山)と称している」


御朱印を頂いたのは平成23年2月27日、写真を撮ったのは平成27年1月12日になります。

こちらが鳥居になります。
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潜ると社殿がありました。
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(´人`)

主祭神の保食神を中心に祀られています。
菅原道真公も祀られているので、受験生も参拝しても良いかもしれません。

御朱印を頂いた時はかなり古い社殿に見えましたが、拝殿は新しくしたようです。

村の鎮守様といった感じです。

こちらが狛犬になります。
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撫でるとご利益があるそうです。
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撫で撫で…

また、神社名が刻まれた社額がありました。
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どうしてこちらに?

社殿の左側には、境内社が鎮座していました。
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どんな神社なんでしょうか?

境内社の白山比弯声劼砲覆蠅泙后
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縁結び、子育て安産にご利益があるようです。

こちらが大国神社になります。
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仕事運、金運、健康、長寿にご利益があるようです。

他にも境内社が鎮座していました。
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末社なのでしょうか?

御朱印は、境内の右側にある「社務所」で頂きました。
御朱印代は、「志納」でした。

御神札や御守り等の授与品もあるそうなので、必要な方はお受けください。
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ご祈祷もしていただけると思われます。
必要な方は、お電話でお問い合わせください。




神社データ
神社名:茂呂飯福神社
鎮座地:群馬県伊勢崎市茂呂3412番地
主祭神:保食神
配祀神:大物主命 誉田別命 火産霊命 倉稲魂命 菅原道真命 菊理姫命 最上命
社格等:旧村社

伊勢崎神社(群馬県伊勢崎市本町)4

群馬県伊勢崎市に鎮座する「伊勢崎神社」に参拝してきました。
旧県社になります。

伊勢崎市の中心部、伊勢崎郵便局の近くに神社はありました。

最寄り駅は、東武伊勢崎線・JR両毛線「伊勢崎駅」になります。

駐車場は、鳥居前と神社の南側にありました。
自動車は、10台以上は停められそうです。


こちらの神社の由緒は、次の通りです(案内板より)。
「順徳天皇の御代 健保元年(1213年)三浦介義澄の創立したものと伝えられます。
代々の赤石城主の崇敬厚く、明治に至って氏子持ちとなりました。
大正十五年、旧称の飯福神社が、稲荷神社を始め町内数社を合祀して、正式に伊勢崎神社と改称されました。
社殿は本殿・幣殿・拝殿からなり、本殿は嘉永元年(1848年)の創建であり、彫刻の緻密にして壮麗な事は氏子の誇りであります。」


こちらが鳥居になります。
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こちらが社号標になります。
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狛犬になります。
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厳つい顔をしています。

境内は、さほど広くはありません。
町中の神社なので仕方ないです。

境内の左側には「神楽殿」がありました。
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どんな神楽が舞われるのでしょうか?

手水舎になります。
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こちらが社殿になります。
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(´人`)

なかなか立派な社殿です。

社殿には、プロペラが奉納されていました。
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このプロペラは、富士重工(当時は中島飛行機)の従業員が太平洋戦争中の飛行機が無事に帰ってくるようと奉納したそうです。

本殿です。
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こちらは、稲荷社になります。
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(´人`)

摂社なんでしょうか?
それとも末社なんですね?続きを読む

伊勢崎神社(群馬県伊勢崎市)5

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群馬県伊勢崎市な鎮座する「伊勢崎神社」に参拝してきました。
旧県社になります。

こちらの神社は、伊勢崎市の中心部に鎮座していました。

神社の南側には、伊勢崎佐波三十四観音霊場十六番札所で浄土宗の「遍明山 本光寺」がありました。

最寄り駅は、JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎駅」になります。
徒歩では、十数分位はかかりそうです。

駐車場は、鳥居前と境内の南側にありました。
自動車は、合わせて20台位は停められそうです。

こちらの神社は、順徳天皇の御代、健保元年(1213年)に三浦介義澄によって創建された伝わります。
元は「飯福神社」という神社名で、「いいふくさま」と呼ばれていたそうです。
明治時代から大正時代にかけて町内の神社を合祀し、大正15年に「伊勢崎神社」となったそうです。
昭和16年には県社に昇格しています。

鳥居です。
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鳥居の隣には由緒を記した説明板がありました。
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祭神が多いです。
やはり、周辺の神社を合祀ししたからでしょうか?

伊勢崎市の中心部にあるだけあって、境内はさほど広くはありません。

こちらが社殿になります。
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社殿は、権現造っぽいようですが、どうなんでしょう?
拝殿が入母屋造り、本殿が流造のようにも見えますし・・・
本殿は、嘉永元年(1848年)の創建になるそうです。
本殿に施された彫刻は、素晴らしかったです。
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本殿の真裏にも鳥居がありましたが、入れません・・・

参拝したときは、社殿から祝詞が聞こえました。
何だか厳かな感じです。

境内の左側には、神楽殿がありました。
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どんな神楽が舞われるのでしょうか?

また、鳥居を入り、すぐ左側には写真スタジオがありました。
結婚式や七五三では、忙しいと思われます。続きを読む

伊勢崎神社(群馬県伊勢崎市)5

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群馬県伊勢崎市は、江戸時代は前橋酒井家の支藩があった「城下町」でした。
今は、「城下町」ぽくは全くなく、「商業」に町になっています。

先のブログには、伊勢崎佐波観音霊場の札所を紹介しましたが、「伊勢崎神社」という神社を書きます。

群馬県伊勢崎市の中心部に神社は鎮座していました。
最寄り駅は、JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎駅」になります。徒歩だと十分位かかると思われます。

駐車場は、神社の左側に有りました。7〜8位は停められそうです。

「伊勢崎(いせさき)」という地名は、伊勢神宮の「天照大御神」を勧請したため、伊勢崎と書いて「いせのまえ」と云うようになったと伝えられています。

祭神が多いのは、周辺の神社を合祀したためで、「菅原道真公」・「素盞鳴命」・「大己貴命」等も祀られています。

御朱印は、境内の右側にある「社務所」で頂けました。御朱印代は、300円でした。

御守りや御札といった授与品は、ありました。

由緒書きは、ありました。

参拝していたら、お宮参りの家族に出くわしました。
何だか微笑ましい感じがしました。
境内に写真館が有るので、写真を撮ってもらったようです。

南隣には、伊勢崎佐波観音霊場の札所である「本光寺」がありました。




神社データ
神社名:伊勢崎神社
鎮座地:群馬県伊勢崎市本町21‐1
祭 神:保食神(うけもちのかみ) 八衛比古命(やちまたひこのみこと) 他二十八柱
旧社格:県社
旧 称:飯福神社
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日本のまほろばを探して社寺を参詣してます。社寺参詣道代表師範&御朱印ブロガーです。伊勢神宮・靖国神社・世良田東照宮・久能山東照宮・鳳来山東照宮の各崇敬会に入会しています。 取得資格:普通自動車免許、2級ファイナンシャルプランニング技能士、日商簿記検定2級、秘書検定2級、神社検定参級、全経電卓検定3級、安全衛生推進者
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