まほろば御朱印紀行

日本のまほろばを探して、社寺散策をしています。 社寺散策の日記を中心にいろんなブログを書きます。

毘沙門天

寺岡山元三大師薬師寺 毘沙門天の御朱印(栃木県足利市寺岡町)5

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 栃木県足利市の東部、佐野市に近いところ、日光例幣使街道を少し入った場所に寺院はありました。

 お寺専用の駐車場はありました。


 こちらの寺院の由緒は、次の通りです。
「近年、『寺岡山元三大師』として知られる当山の正式名称は寺岡山施薬院薬師寺と号す。
 寺伝によると、聖徳太子の命よって建立され、『下野八薬師』と称されていたと伝えられている。元文年間(江戸時代)東山天皇の第三皇子、崇保院宮前天台座主准三后一品公寛法親王が、上野東叡山寛永寺(輪王寺門跡第六世門主)をされていた時、足利市寺岡町出生の亀田庄左衛門則重公が、永年身命を賭しての忠節を認められ、【日本に三幅しか現存しない】元三慈恵大師尊影御真筆を拝領する。その後、自家に安置して礼拝恭敬していた所、『困窮の人、救済すべし』という元三大師自らのお告げを受け、元三慈恵大師尊影御真筆を寺岡山施薬院薬師寺(後の寺岡山元三大師)に奉納するに至る。
 以来、寺岡山薬師寺は寺岡山元三大師として厄除け・商売繁盛の祈願寺として江戸の人々の信仰を受ける。檀家をとらず、祈願寺のみの寺院として歩んできた経緯には、当時の栄華と信仰の顕れが伺える。また頃を同じく(江戸期)、祈願寺として人々の信仰を集めていたのが川崎大師、西新井大師である。
 当山の境内には、皆様の憩いの場となる様、四季折々の花を咲かせ、特に萩の季節は見事であり、近年に於いては、『下野の萩の寺として称讃を賜っている。」

 
 久しぶりの参拝です。
 山門になります。
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 くぐって先にいきます。
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 手水舎になります。
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 本堂になります。
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 薬師堂です。
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 元三大師の本地仏である如意輪観音と豆大師です。
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 夢観音です。
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 大黒堂といじめ除け観音です。
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 水子地蔵菩薩です。
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 御朱印は、祈祷受付で頂きました。二種類(元三大師・毘沙門天)あります。御朱印代は各300円です。

 各種御守り(600円より)や御札(1,000 円)などの授与品はありました。





寺院名:寺岡山 施薬院 薬師寺
所在地:栃木県足利市寺岡町871番地
宗 派:天台宗
本 尊:元三大師
通 称:寺岡山元三大師

桐生山鳳仙寺 桐生七福神毘沙門天(群馬県桐生市梅田町)5

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 群馬県桐生市の北部、梅田地区に寺院はありました。

 寺院専用の駐車場はありました。


 こちらの寺院の由緒は次の通りです(桐生仏教会刊『積善 桐生のお寺』による)。
「●鳳仙寺の概略
 戦国末期から現在まで法灯が維持されております。
 寺域は、周囲を豊かな自然に抱かれて四季おりおりのたたずまいの中、静寂閑雅な緑陰の別天地が形成され、唐人白山の『鳳凰飛舞仙人遊楽之霊地也』から、寺号を『鳳仙寺』とし、瑞兆の帰結から山号を『桐生山』とされました。
 天正二年(1574)桐生城主由良成繁公は、名田百石余と共に、勅使門の備わった伽藍を創建し、自らの菩堤所として『桐生山鳳仙寺』が開山されました。
 開山さまは、朝廷より賜わった勅賜号・禅師号を冠する高僧であり、二世黙之宗禅師は、後年『室中の法宝』と驚嘆される『夢中問答』や能筆な墨蹟で知られる学徳兼備の傑僧であり、三世大円門鶴大和尚は、学僧として高名で大本山永平寺二十世の住持に晋山されました。この頃の鳳仙寺では、常に四十人余の雲水が参禅修学し教導を受ける一大道場でありました。十六世乙堂喚丑禅師は、鳳仙寺版正法眼蔵を始め、宗門史上貴重な教義を数多く残し宗学の師として仰がれ大本山總持寺住持に晋住されました。25世穆山瑾英禅師は、大本山總持寺独住第3世に晋住されるなど、多くの名僧を輩出しております。
 
●鳳仙寺指定文化財
■由良成繁の墓(市指定史跡)桐生城城主の墓。
■鳳仙寺本堂(市指定重要文化財)享保十一年(1726)以前 市内唯一の八室構成からなる大規模な方丈形式本堂であり、かつ曹洞宗本堂の伝統的な形式をよく伝える貴重な建造物である。 
■鳳仙寺山門(市指定重要文化財)延宝元年(1704)建立された三間一戸の楼門。
■鳳仙寺輪蔵(市指定重要文化財)天明三年(1783)の制作全体が容易に回転する稀少な様式が最大な特徴であります。
■鳳仙寺梵鐘(市指定重要文化財)寛永十八年(1641)に鋳造された市内最古、県内でも有数な古さを誇り、天命の代表的名工・藤原朝臣江田讃岐守安重による鋳造で、江田性に関わる梵鐘で現在まで完全に保存されている唯一の梵鐘であります。
■桐生七福神『毘沙門天』古くからインドの神として崇められ、多聞天とも称されていますが、手に持つ宝塔が限りない財宝を授与し、多聞(多くを聞き学び、知識を習得)し、武人として守護の力を発揮する、七福神の一つとされ金運、開運、厄除け、学業成就の神通力があると言われております。」

 
 入口になります。
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 山門になります。
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 本堂になります。
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 石造毘沙門天立像になります。
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 (´人`)

 御朱印は、本堂内で頂けました。御朱印代は300円です。

 御守りや御仏籤等の授与品はありました。

 祈祷祈願は行っているようですが、通年で対応しているかどうかはわかりません。お寺に問い合わせてください。




寺院名:桐生山 鳳仙寺
所在地:群馬県桐生市梅田町一丁目58番地
宗 派:曹洞宗
開 基:由良信濃守成繁
寺格等:常法幢別格地
本 尊:釈迦三尊
札所等:桐生七福神 毘沙門天

神楽坂毘沙門天 善國寺(東京都新宿区神楽坂)5

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 東京都新宿区の神楽坂沿いに寺院はありました。

 最寄り駅は、JR「飯田橋駅(西口)」、東京メトロ有楽町線・南北線
「飯田橋駅(B3出口)」、東京メトロ東西線「神楽坂駅(A1出口)」、都営大江戸線「牛込神楽坂駅(A3出口)」になります。それぞれの駅から徒歩で5〜6分位かと思われる。

 駐車場は見当たりませんでした。自動車で行かれる方は近くの有料駐車場をご利用下さい。


 こちらの寺院の由緒は、次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「東京都新宿区神楽坂五丁目にある日蓮宗の寺院で、神楽坂の毘沙門として知られる。
 文禄四年(1595)に、千代田区麹町に創建されて、寛政四年(1792)に、現在地に移転された。
 本尊の毘沙門天は、加藤清正の守り仏と伝えられ、『遊歴雑記』には『御府内七福神方角詣』の第一に上げられ、今日では山の手七福神の一所に数えられる。」

 また、雄山閣出版刊「日本名刹大事典」によると次の通りです。
「通称神楽坂の毘沙門天。日蓮宗、旧池上本門寺末寺、鎮護山。本尊は大曼荼羅。
 開創は文禄四年(1595)。開山は仏乗院日惺(池上本門寺十二世、慶長三年7月10日没)、開基檀越は徳川家康。家康は江戸入府に際し、日惺に鎮護国家の祈願所建立の用地として江戸麹町六丁目谷より七丁目谷まで与え、ここに当寺を建立させた。のち、寛政四年(1792)の焼失後現在地に移る。
 安置の毘沙門天像は桃山期の作といわれ、区の文化財に指定されている。また江戸後期から神楽坂の毘沙門さまとして流行仏となる。
 戦災で焼失したため、史料はほとんど伝存しない。」


 入り口になります。
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 毘沙門天の石標です。
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 本堂になります。
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 本堂内ではご祈祷をされている方がいらっしゃいました。

 御朱印は、境内の右側にある寺務所兼授与所で頂けます。御朱印代は300円です。

 御守りや御札といった授与品はありました。
 その中で新宿山手七福神巡り用の七福神の御尊像が一体400円で授与してました。宝船は一体1,000円です。





寺院名:鎮護山 善國寺
所在地:東京都新宿区神楽坂5‐36
宗 派:日蓮宗
本 尊:宗定本尊
通 称:神楽坂毘沙門天
札所等:新宿山ノ手七福神 毘沙門天
御詠歌:賑やかな 神楽坂なる 毘沙門天 功名ながく 守るみ誓い

称名山 常念寺(栃木県足利市)5

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栃木県足利市にある「称名山 常念寺」に参拝してきました。
時宗に属するお寺になります。

足利の中心部から少し西へ行った所にお寺はありました。

最寄り駅は、JR両毛線「足利駅」になります。
駅から徒歩で2〜30分位かかりそうです。

駐車場は見当たりませんでした。
少し離れたところに「足利公園」がありますので、そちらに停められそうです。


こちらのお寺の由緒は、次の通りです(足利観光協会HPから)。
「時宗の開祖一遍上人は、熊野本宮に参籠して神勅を感得し、立教開宗したと伝えられています。
本寺は平安末期(1143年)創建といわれています。
一遍上人の法孫が遊行中荒廃した寺の再建に尽くされたと伝えられ、仏舎利泰安の寺です。」


県道桐生岩船線沿いにお寺はありました。

こちらがお寺の看板になります。
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お寺の隣は保育園になります。

こちらが入口になります。
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坂の左には、諸仏が祀られています。
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坂の右には、足利七福神の幟が立っていました。
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信仰がうかがえます。

境内は狭いくらいですが、一遍上人像がありました。
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(´人`)

こちらは寺号標です。
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案内板になります。
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高いところにあるので、見づらいです。

コンクリート製の本堂になります。
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(´人`)

足利七福神の毘沙門天を祀っています。

こちらが本堂に掲げられていた扁額です。
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とても立派な字です。

御朱印を頂こうと保育園の奥にある寺務所?に声をかけたら、本堂に上がらせていただき、お参りできました。
お線香もあげさせて頂きました。

足利七福神の毘沙門天は、とても立派でした。

御朱印は、本堂内で頂けました。
御朱印代は、300円でした。





寺院データ
寺院名:称名山 常念寺
所在地:栃木県足利市通七丁目3094
宗 派:時宗
本 尊:阿弥陀如来
札所等:足利七福神 毘沙門天

桐生山 鳳仙寺(群馬県桐生市)5

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群馬県桐生市にある「桐生山 鳳仙寺」に参拝してきました。
曹洞宗に属するお寺になります。

桐生市の北部、県立桐生女子高校の近くにお寺はありました。

最寄り駅は、JR両毛線「桐生駅」になります。
徒歩ではかなりかかります。
近くまでバスが来ているかもしれません。

駐車場は、入口の右側を入っていくと本堂の右側に駐車場がありました。
自動車は、かなりの台数が停められます。


こちらのお寺の由緒は以下の通りです。
「戦国末期から現在まで420年余りの法灯が維持されております。
寺域は、周囲を豊かな自然に抱かれて四季おりおりのたたずまいの中、静寂閑雅な緑陰の別天地が形成され、唐人白山の『鳳凰飛舞仙人遊楽霊地也』から、寺号を『鳳仙寺』とし、瑞兆の帰結から『桐生山』とされました。
天正二年(1574年)桐生城主由良成繁公は、名田百石余と共に、勅使門の備わった伽藍を創建し、自らの菩提所として『桐生山鳳仙寺』が開山されました。
開山さまは、朝廷より賜った勅賜号・禅師を冠する高僧であり、二世黙之宗禅師は、後年『室中の法宝』と驚嘆される『夢中問答』や能筆な墨蹟で知られる学徳兼備の傑僧であり、三世大円門鶴大和尚は、学僧として高名で永平寺二十世の住持に晋山されました。
この頃の鳳仙寺では、常に四十人余の雲水が参禅修学し教導を受ける一大道場でありました。
十六世乙堂喚丑禅師は、鳳仙寺版正法眼蔵を始め、宗門史上貴重な教義を数多く残し宗学の師として仰がれ総持寺住持に晋住されました。(後略)」


御朱印を頂いたのは平成22年12月29日、写真を撮影したのは平成25年8月14日になります。

入口になります。
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右側は自動車が出入りできます。

門標になります。
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進んでいきます。

入ると左側には庚申塔や諸仏がありました。
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参道を進んでいきます。
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杉並木です。

進んでいくと沢に架かる鳳仙寺橋がありました。
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その先には「威徳の滝」がありました。
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こんな所にラブホテルがありました。
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何でここに・・・

その近くには地蔵堂がありました。
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雨降り地蔵だそうです。
このお地蔵様の謂れは、大阪夏の陣で豊臣方が破れたとの報せを耳にした某が両軍の兵達の霊を慰めるため建立したと伝わっています。
雨降り地蔵と名付けられた経緯は、晴天の日なのにこのお地蔵様が雨に濡れた様になっていたからだそうです。
てっきりラブホテルの近くにあったので「水子地蔵」だと思っちゃいました・・・

その先には石灯籠がありました。
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立派です。

先へ進みます。

鳳仙寺沢に鳳仙寺橋が架かっています。
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なんだか雰囲気が違ってきました。

曹洞宗らいし標です。
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こちらには勅使門があったそうです。
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先に進んでいきます。続きを読む
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