栃木県足利市の織姫山の南側に神社は鎮座していました。
最寄り駅は、JR両毛線「足利駅」になります。
こちらの神社の由緒は以下通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「足利市通の旧郷社。天王様とも。祭神は素盞嗚男命。
例祭は7月20日。22日に御幣合わせ神事があり、馬の背に幣を乗せた神輿行列が出る。上・下の神輿が下馬橋で行き合い御幣を合わせる。
貞観年間(859〜877)に創建されたと伝える。当地の産土神となり天王宮と称した。」
また、東京堂出版刊「神社辞典」によると次の通りです。
「足利市通。旧郷社。祭神は素盞嗚尊を祀る。旧称、天王宮。
例祭7月20日。この日、御幣合わせ神事が行われる。当社の神輿と旧村社の八雲神社(祭神、奇稲田姫命)の神輿とが合うという神事である。
また八百燈の提灯を点ずる提灯祭りも行われる。」
森高千里の「渡良瀬橋」に出てくる八雲神社ではありません。
鳥居になります。
普段は無住なため、お正月や例祭の時は神職の方がいらっしゃるようです。
御朱印は、社務所で頂けました。御朱印代は300円です。
神社名:通五丁目八雲神社
鎮座地:栃木県足利市通五丁目2816番地
祭 神:櫛稲田姫命
配 祀:素盞嗚男尊
社格等:旧郷社