群馬県みどり市の中でも旧大間々町の足尾銅山まで伸びる銅山街道沿いに寺院はありました。
最寄り駅はわたらせ渓谷鉄道「大間々駅」になります。東武桐生線・上毛電気鉄道「赤城駅」からでも歩いては行けそうです。
寺院専用の駐車場はありました。自動車は5〜6台位は停められそうです。
上毛新聞社刊‘ぐんまのお寺 天台宗機任砲茲襪藩浬錣蓮以下の通りです(一部を抜粋)。
「(前略)
明治十二年(1879)の『上野国寺院明細帳』には、延暦寺の末寺で、本尊は観世音菩薩、由緒は不詳、『寛永八辛未年中興開基』とある。寺の開基・創建年は不詳とされるが、天明七年(1787)に建てられた桐原桜碑に『故昔遷寺於茲』とあることから、他の地から遷されてきた寺であったと考えられる。
(後略)」
東三十三観音霊場という廃れてしまった霊場の札所になります。
山門になります。
境内の右には枝垂桜があります。
「観音のいらかみやりつ花のくも」
枝垂桜は、次の土日(13・14日)あたりが見頃かもしれません。
鐘楼堂になります。
御朱印は、境内の左にある庫裡で頂けました。御朱印代は300円です。
寺院名:南王山 世音寺
所在地:群馬県みどり市大間々町桐原326番地
宗 派:天台宗
本 尊:聖観世音菩薩
札所等:東三十三観音霊場 十五番札所
御詠歌:糸桜見がてらにのみ来る人も 法のえにしを結ぶなるべし