群馬県太田市世良田町にある世良田東照宮に参拝してきました。
太田市の南西部にある神社になります。
最寄り駅は、東武伊勢崎線「世良田駅」になります。徒歩では少々かかりそうです。
駐車場は、門前にありました。
こちらの神社の由緒は、次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「新田郡尾島町世良田町の旧郷社。徳川家康ほか十九柱を祀る。例祭は4月17日。
寛永二十一年(1644)に天海僧正が徳川家光の命により、日光東照宮の古殿を始祖である義季の墳墓がある長楽寺境内に移築し創建した。
拝殿は日本最古の東照宮建造物である。」
また、東京堂出版刊「神社辞典」によると次の通りです。
「群馬県新田郡尾島町世良田。旧郷社。
当地は江戸幕府の祖先・世良田徳川氏の発祥の地という。
寛永二十一年(1644)三代将軍家光の命を受けた天海僧正が、徳川氏遠祖・義季の墳墓が存する当地長楽寺境内に日光東照宮の古殿を移し創建した。したがって歴代将軍の修復・寄進など重んずべきものがあった。
本殿・拝殿・中門の建造物、社宝の太刀(銘了戒)、大鉄灯籠は重要文化財。
例祭4月17日」
新緑の季節になります。境内の木々の緑はとても綺麗でした。
参拝者は、境内を散策していらっしゃいました。
社殿では祈祷が行われており、合図の太鼓が打ち鳴らされていました。
大名籠がありました(´・ω・`)
顔は出しません(・ω・)
境内社の「日枝社」にも参拝しました。
「日枝社」の由緒は、次の通りです。
「祭神 大山咋命
寛永二十一年(1644)世良田東照宮建立の時、日光山より奉遷。間口二尺五寸、屋根は挧(とち)葺き。
江戸時代は幕府により十数回の修理が行われた。昭和二年、修理。平成二十五年、東照宮三ツ葉葵会により修理。
江戸期の祭典日は、毎年4月申の日。」
境内社にあたる「日枝社」には、御札と御守りがありました。
最近はいろいろ嫌なことが多いので「魔除神猿(まよけまさる)御守」を一体頂きました。初穂料は、800円になります。
神社名:世良田東照宮
鎮座地:群馬県太田市世良田町3119‐1
主祭神:徳川家康公
配祀神:菅原道真公 倉稲魂命 須佐之男命 伊弉冉命 火産霊命 大穴牟遅命 誉田別命 建御名方神 豊城入彦神
社格等:旧郷社