東京都中央区にある寺院になります。
最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「人形町駅」になります。
徒歩では数分かと思われます。
駐車場は見当たりませんでした。
自動車で行かれる方は、周辺の有料駐車場を利用した方が良いかもしれません。
こちらの寺院の由緒は、次の通りです(雄山閣出版刊『日本名刹事典』)。
「聖観音宗。本尊は鉄造聖観音(頭部のみ、都重文)。
『新編鎌倉志』によれば、この観音像は北条政子が鎌倉に建立した新清水寺の本尊であったが、正嘉二年(1258)の類焼後、本尊は井戸(鎌倉十井の一つ)より発見され、元禄十二年(1699)に観音堂に祀られたという。その後の明治の神仏分離の際に由比ヶ浜に棄捨されるところを、人形町の住民が船で東京御船蔵前前に運び、同九年に現在地に御堂が建立されて祀られた。
現在は浅草寺の末寺となる。
江戸札所第三番。
毎月17日が縁日。」
入り口になります。
山門はありません。
幟が立っていました。
地域の方々の信仰が篤いのでしょう。
上がっていきます。
こちらが本堂になります。
参拝したのは7月11日でしたので、ご本尊は御開帳されていました。
本堂に上がり、お線香をあげさせて頂きました。
毎月11日・17日が御開帳だそうです。
内部です。
前立て本尊の後ろにご本尊がいらっしゃいます。
境内は、狭いくらいです。
その中に韋駄天や荼枳尼天、馬頭観音等の仏様が祀られているお堂があります。
お地蔵様がいらっしゃいました。
「本願地蔵尊」だそうです。
境内の左側にある授与所で御朱印が頂けます。「聖観音」・「地蔵菩薩」の二種類があります。
御朱印代は、各300円です。
御守りや御御影(江戸札所)等の授与品はありました。
必要な方はどうぞ。
寺院名:人形町大観音寺
所在地:東京都中央区日本橋人形町一丁目18‐9
宗 派:聖観音宗
本 尊:聖観音
札所等:昭和新撰江戸三十三観音霊場 三番札所
御詠歌:くろがねの かたきちかひにみ仏は はなさくがごと ちまたにぞたつ