群馬県前橋市に鎮座する「上野国總社神社(上野総社神社)」に参拝してきました。
前橋市の中心部から少し南にある神社になります。
最寄り駅は、JR両毛線「新前橋駅」になります。
徒歩では、少々かかりそうです。
駐車場は、神社の北側にありました。
自動車は、数十台は停められそうです。
こちらの神社の由緒は次の通りです。
「古代律令制下、国司は任国内の神社にて領幣したが、この神名を読み上げることから発し、国司政治の衰退とともに、その諸神の勧請とかわり、国内の諸神を国府近くの一か所に合祀し総社とした。平安時代の創建と考えられる。
上野国十四郡諸社五百四十九柱の神々を迎祀しやがてその神名帳一巻がご神体となった。
本殿は慶長年間(十七世紀はじめ)の造営であるが、桃山時代の様式をのこし、昭和三十八年に群馬県指定の重要文化財となり保護されている。
拝殿は天保十四年(1843)に再建された豪華な建造物である。
なお総社神社のご宝物文化財としては御神体である上野国神名帳をはじめ子持勾玉、神鏡雲板・天正十四年丙戌二月一日銘、銅製円板、弥勒座像の懸仏・天正十三年六月二日附、垪伯耆守の奉書した北条氏康の掟書・天正十八年五月附、前田筑前守利家、浅野弾正少弼浅野長政の禁制等が蔵されている。」
上野国(現在の群馬県)の総社であり総鎮守になる神社になります。
こちらが一の鳥居になります。
社号標になります。
入ると、左側には斎館がありました。
神事のときに使われるのでしょう。
参道を進みます。
復元図がありました。
二の鳥居になります。
左側には手水舎がありました。
手と口を漱いで参拝です。
御魂社になります。
護国神社的な境内社なんでしょうか?
こちらが社殿になります。
(´人`)
何か良いことがありますように。
右から
社額になります。
狛犬になります。
こちらが本殿になります。
色が鮮やかです。
色を塗り直したのでしょうか?
境内の後方には、境内社が多く鎮座していました。
何の祭神なんでしょうか?
「九十九社」になります。
勅祭社二十二社と全国一宮の祭神が祀られています。
こちらが神楽殿です。
どんな神楽が舞われるのでしょうか?
見てみたいものです。
御朱印は、社殿の右側にある授与所で頂けます。
御札や御守りといった授与品も多くありました。
神棚へ祀る御神札は、1,000円でした。
祈祷祈願や神前結婚式、七五三等を受け付けているそうです。
必要な方は、上野総社神社へお問い合わせ下さい。
神社データ
神社名:上野国總社神社(上野総社神社)
鎮座地:群馬県前橋市元総社町一丁目31‐45
祭 神:磐筒男命 磐筒女命 経津主命 宇迦御魂命 須佐之男命
相 殿:赤城大明神 抜鉾大明神 若伊香保大明神 伊香保大明神 岩根大明神 小祝大明神 榛名大明神 浅間大明神 火雷大明神 倭文大明神 上野国内五百四十九社
社格等:旧県社 上野国総鎮守