栃木県足利市にある「赤城山長昌寺」に参拝しました。
曹洞宗に属するお寺になります。
足利市の南部、佐野市や群馬県邑楽町・館林市にも近いところにお寺はありました。
お隣は、足利市立愛宕台中学校になります。
駐車場は、お寺の裏の道から入った所にありました。
自動車は、7〜8台位は停められそうです。
こちらのお寺の由緒は以下の通りです。
「長昌寺の開創は今から500年前の文亀三年(1503年)と伝えられています。
それは足利将軍家の世継ぎ問題で、11年も続いた『大仁の乱』がやっと終わり、足利幕府の権威が徐々に失われつつある時代でした。
そのような時に、臨済宗の僧侶、玄甫蔵主によって開創されました。
玄甫蔵主は12年間の住職の後、永正十二年(1515年)にお亡くなりになり、その後現在の浦和市大崎にある曹洞宗国昌寺の2世大雲文龍大和尚が大永六年(1526年)に晋住し、曹洞宗に改宗されました。
大雲文龍大和尚は、朝廷に参内して、禅の宗要を説くほどの人物で、朝廷から紫衣と仏日金蓮禅師という勅賜号を受けました。
その後、長昌寺は幾たびの火災に遭遇し、安政元年の25世意嶽道林大和尚以来、仮の本堂.庫裡のままでしたが、先住の30世大乗孝文大和尚の平成7年に本堂、庫裡等の伽藍を復興し、今日に至っております。」
駐車場に困ってしまいましたが、お寺の北にある道から入った所にありますので、自動車で行かれる方は気をつけて下さい。
駐車場から直接境内に入れます。
こちらが正面入り口になります。
門標だけで、特に山門はありません。
入ると、左側には六地蔵がいらっしゃいました。
右側には、観音堂がありました。
「聖観世音菩薩」が祀られています。
こちらの観音様は、両野三十三観音霊場の札所本尊になります。
こちらが札所である碑です。
「両野西国第三十三番札所」と刻まれています。
両野三十三観音霊場は、廃れてしまったようで、巡拝者はどれだけいるのか・・・
こちらが案内板です。
観音堂前には「寂光観音」が祀られていました。
三十三観音の一仏ではなさそうですが、どんな観音様なんでしょうか?
鐘楼がありました。
木々に隠れてわかりづらいですが・・・続きを読む
- ブログネタ:
- 神社・仏閣・パワースポット巡り に参加中!