群馬県前橋市にある「石井山 三光院 珊瑚寺」に参拝してきました。
天台宗のお寺になります。
前橋市の北部、旧富士見村の国道353号線沿いにお寺はありました。
お寺の看板はありますが、見過ごしてしまうかもしれません。
近くには、「道の駅ふじみ」がありました。
これといった最寄り駅はありません。
「前橋駅⇔富士見温泉前」間に日本中央バスが走っており、「珊瑚寺前」で降りると、すぐお寺はありました。
駐車場は、境内の左側にありました。
自動車は、数十台は停められそうです。
こちらのお寺の由緒は、以下の通りです。
「珊瑚寺は古名を石井山三光院三錮寺といい、およそ1200年前の大同二年(807年)、日光山を開いた勝道上人によって開創されました。
その後約400年間は無住寺となっていましたが、正治年間(鎌倉初期)に梶原景時の女といわれる女性が尼僧になってここに移り住み、梶原景時父子、源頼朝の霊を慰めるため堂を建て、その後約240年間は尼僧はが住持していたので広く尼寺として知られるようになりました。
永享年間の末に、八崎城主の長尾景仲が、当時古跡寺であった当寺に子持村雙林寺を開創した月江上人と遊化し、その門弟が三十年間禅門の風(禅宗)を唱えましたが、これらの僧はいずれも他の寺に移り再度無住寺となり荒れ果ててしまいました。
文明年代(1469〜1486)、義貫和尚(二十七世)によって天台宗に、寺名も珊瑚寺と改められ、明歴年間(1655〜1658)秀覚法印(三十世)の代には前橋市青柳町の龍蔵寺の末寺になりとなりました。
文化六年(1810)良順法印(三十六世)の代には上野寛永寺の直末となり隆盛を極めました。
堯尊法印(三十三世)の時代には七堂伽藍があったと伝わっています。」
こちらが入口になります。
国道353号線沿いにあります。
参道には、桜や紫陽花がありました。
6月16日に参拝しましたが、紫陽花はまだまだ咲いていません。
今月の末頃から来月上旬頃には見頃かもしれません。
心字池には、七福神の石像がありました。
池には弁天橋が架かっており、その先には弁天堂がありました。
弁天堂です。
弁天堂の内部です。
こちらが山門になります。
山門を入ると、正面には、本堂がありました。
本堂では、法事が行われていました。
本尊である阿弥陀如来と上州七福神の恵比寿尊天が祀られています。
こちらが鐘楼があります。
なかなか立派です。
本堂の右側には、大きな杉がありました。
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