まほろば御朱印紀行

日本のまほろばを探して、社寺散策をしています。 社寺散策の日記を中心にいろんなブログを書きます。

岩神稲荷神社(群馬県前橋市昭和町)5

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 群馬県前橋市の中心部から少し北の群馬大学付属病院の近くに神社は鎮座していました。

 神社専用駐車場はありません。北側には生協がありたしたので停めさせて頂きました(´・ω・`)


 こちらの神社の由緒は、次の通りです。
「上野厩橋(前橋)藩初代藩主であり、雅楽頭系酒井家宗家初代の酒井重忠公(1549〜1617)が巨岩に稲荷大神を勧請したことから岩神稲荷神社と称され、神社の名称から岩神村(現:岩神町)の地名がつきました。また、主祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)となっていますが木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)もお祀りしています。
 主な年間行事は、初午祭(2月)・春季例祭(4月)・秋季例祭(9月)・歳旦祭(12月)なります。当社は前橋東照宮が兼務しています。」


 群馬大学付属病院の近くにあり、朱色の鳥居と巨石が印象的な神社です。
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 社殿になります。
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 祭神は倉稲魂命と木花咲耶姫命。稲荷神社なので倉稲魂命を祭神とするのはわかるが、何故木花咲耶姫命も祀られているのだろうか?通常富士山信仰の浅間神社に祀られているが、赤城山の噴火の時に飛んできた岩あるので、山の神的な感じで祀られているのだろうか?

 その巨石は「飛石」と呼ばれ、国指定天然記念物になっています。赤城山の噴火の時に飛んできた岩のようです。
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 案内板がありましたので由緒は記しておきます。
「国指定天然記念物 岩神の飛石
 周囲が約60m、高さは地表に露出した部分だけで9.65m、さらに地表下に数mは埋もれているこの大きな岩は、『岩神の飛石』と呼ばれています。昔、石工がノミをあてたところ、血が流れ出したという伝説があります。岩は赤褐色の火山岩で、地表には縞のような構造も見えます。しかし大きさのそろった角ばった火山起源の岩や石が多い部分もあります。この岩は火口から溶岩として流れ出したものではなく、火口から噴出した高温の火山岩や火山灰などが冷えて固まってできたものと考えられます。
 この地点より約8km上流の坂東橋の近くの利根川ぞいの崖では、10万年以上も前に赤城山の山崩れでできた厚い地層の中に同じ岩が認められます。このことから、この岩は赤城火山の上半部が無くなるほどの大規模な山崩れに由来することがわかります。さて前橋の街の地下には、『前橋泥流』と呼ばれる地層が厚く堆積しています。これは約2万年前に浅間山で起こった山崩れが、水を含んで火山泥流に変化して流れてできた地層です。この地層の中にも、岩神の飛石と同じような石が多く含まれています。またここは火山泥流の堆積後、平安時代以前までの間に、利根川が流れていたところでもあります。
 これらのことから、この岩は現在の坂東橋のあたりの堆積していた地層の中から、約2万年前の火山泥流によりこの近くまで押し流されてきたものと思われます。さらにその後の利根川の洪水によって、今の場所まで運ばれてきたと考えられます。岩神の飛石は、私たちに前橋とその周辺の自然の歴史とその営みを教えてくれます。
文化庁・群馬県教育委員会・前橋市教育委員会」

 飛石の所にも祠があり「岩神稲荷神社」と刻まれていた。奥の宮なのだろうか?

 御朱印は、土曜日の10時より15時まで社務所で受け付けています。それ以外は前橋東照宮社務所にて「書き置きの御朱印」が授与されています。初穂料300円です。




神社名:岩神稲荷神社
鎮座地:群馬県前橋市昭和町三丁目29‐11
祭 神:倉稲魂命 木花咲耶姫命
社格等:旧村社

瑠璃光山光栄寺 叶念珠(群馬県みどり市大間々町)5

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 群馬県みどり市大間々町にある真言宗智山派の名刹「瑠璃光山光栄寺」に参拝。
 叶念珠を一体頂きました。500円です。ピンク色の叶念珠がありました。
 
 山門
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 本堂
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 近くの高津戸峡は、紅葉が始まっています。



寺院名:瑠璃光山 医王院 光榮寺
所在地:群馬県みどり市大間々町大間々1056番地
宗 派:真言宗智山派
本 尊:薬師如来
通 称:柿薬師
札所等:関東八十八ヶ所 八番札所
    上州三十三観音霊場 一番札所
    関東九十一薬師霊場 四十九番札所
御詠歌:柿薬師せいなる光あびながら 祈りの声を耳にふれつつ(関東八十八ヶ所)
    山の名の るりを土なる かの国の みちはこがねの さかひとぞきく(上州三十三観音霊場)

伊香保神社 授与品(群馬県渋川市伊香保町)5

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 群馬県渋川市伊香保町の伊香保温泉街の石段に上に鎮座する「伊香保神社」の授与品です。

 授与品として「開運招福絵馬、えんむすび絵馬、開運子授絵馬、交通安全御守り(朱・緑)、子授御守り」があり、初穂料は各500円になります。
 また、書き置きの御朱印もありました。初穂料は300円となります。
 御神籤は、初穂料100円になります。
 以上の授与品は、社殿左側にある「三峯神社御眷属、八坂神社、八幡宮、稲荷神社」と書かれた三社の祠がはいる社殿前に以上の授与品が置いてありました。社務所には授与品はありません。

 なお、御朱印帳への直接を墨書きをして頂きたい人は、土日祝日には社務所が開いていますので揮毫していただけます。御朱印帳への揮毫は、初穂料500円となります。

 社殿になります。
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 土日祝日には参拝者が多いです。




神社名:伊香保神社
鎮座地:群馬県渋川市伊香保町伊香保2番地
祭 神:大己貴命 少彦名命
社格等:延喜式内社 旧県社&郷社 上野国三宮

伊勢崎神社 伊勢崎銘仙の御朱印(群馬県伊勢崎市本町)5

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 群馬県伊勢崎市の中心部に神社は鎮座していました。

 最寄り駅は、JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎駅」になります。

 神社専用の駐車場は、門前にありました。


 こちらの神社の由緒は、次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「【伊勢崎神社】
 群馬県伊勢崎市本町の旧県社。祭神は保食神・少彦名命ほか二十八柱。例祭は10月17日。
 建保元年(1213)に三浦介義澄が創建したと伝え、飯福神社と称した。明和九年(1772)に正一位を授かる。歴代領主が尊崇した。大正十五年(1926)まで神社百景合祀が行われ現社号に改めた。」

 また、案内板によると次の通りです。
「順徳天皇の御代 健保元年(1213)三浦介義澄の創立したものと伝えられます。代々の赤石城主の崇敬厚く、明治に至って氏子持ちとなりました。大正十五年、旧称の飯福神社が、稲荷神社を始め町内数社を合祀して、正式に伊勢崎神社と改称されました。社殿は本殿・幣殿・拝殿からなり、本殿は嘉永元年(1848)の創建であり、彫刻の緻密にして壮麗な事は氏子の誇りであります。」


 鳥居になります。
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 手水舎
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 社殿
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 元は「飯福神社」という神社名で、「いいふくさま」と呼ばれていたそうです。
 明治時代から大正時代にかけて町内の神社を合祀し、大正十五年に「伊勢崎神社」となったそうです。合祀した神様が多いのもその影響でしょう。昭和十六年には県社に昇格しています。
 こちらの神社では、毎年1月11日には「上州焼きまんじゅう祭」と呼ばれる「福まん神事」が執り行われます。神前で鏡餅の様な大きな饅頭が焼かれ、宮司が祝詞を奏上し、神事の後には年男年女が饅頭に思いを込めた文字を書き込む「願い文字の儀」が行われます。焼き上がった饅頭は「福分け」として無料配布されるそうです。ニュースでは見たことがありますが、実際は行ったことはありません。

 拝殿正面の上部には木製のプロペラが飾られています。
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 戦時中にスバル(富士重工)の前身にあたる「中島飛行機」の社員が飛行機が戦争から無事に帰ってくる様にと渡航安全・航空安全を祈願、奉納したものです。

 稲荷神社。
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 松尾芭蕉の句碑になります。
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「よく見れば 薺(なずな)花咲く 垣根かな」

 御朱印は、境内の右側にある「授与所」で頂けます。伊勢崎銘仙の和紙に書かれた「書き置き御朱印」になり、御朱印代は300円です。






神社名:伊勢崎神社
鎮座地:群馬県伊勢崎市本町17‐10
祭 神:保食神(うけもちのかみ)
合祀神:大日孁命 素盞嗚命 誉田別命 大物主命 菅原道真命 健御名方命 火産霊命 大雷命 経津主命 市杵島姫命 表筒男命 武甕槌命
倉稲魂命 大山祇命 埴安姫命 大己貴命 速秋津姫命 天羽槌男命 火雷命 少彦名命 岡象女命 菊理姫命 別雷命 竹内宿禰命 八衛比古命 櫛御氣野命 速佐須良姫命
社格等:旧県社 伊勢崎総鎮守

二宮赤城神社 御朱印&交通安全ステッカー(群馬県前橋市二宮町)5

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 群馬県前橋市二宮町に鎮座する神社。

 最寄り駅は、JR両毛線「駒形駅」になります。徒歩では・・・


 こちらの神社の由緒は、次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「群馬県前橋市二之宮町の旧郷社。祭神は大国主命。例祭は4月15日。春・秋の神幸祭、7月31日の夏越祓(茅輪くぐり)がある。
 垂仁天皇の御代に創祀されたと伝える。後冷泉天皇の勅願所となる。源頼朝が崇敬し社領一百石を寄進し社殿を造営した。永禄年間(1558〜1570)に烏有に帰した。大胡城主の歴代が崇敬し、安政二年(1855)に正一位を受ける。」

 また、臨川書店「神道大辞典(縮刷版)」によると次の通りです。
「群馬県勢多郡荒砥村大字二ノ宮に鎮座。郷社。大穴牟遅神・彦狭島命・天津日大御神・級津彦姫命を主神とし、少彦名命外十四神を配祀す。
 『国内神名帳』所載『正五位上赤城若子明神』を本社に充つる説あるも詳かでない。
 古来武門の尊敬が篤かったという。
 例祭日、4月15日。」


 鳥居
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 参道を進むと神代橋。
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 渡ると神門です。
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 手水舎。
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 社殿になります。
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 こちらの神社は、上毛三山の「赤城山」をご神体とする「山岳信仰」の神社になります。社殿の北側には赤城山がそびえていると思います。
 赤城神社は、延喜式内社で上野国二宮の論社となっている。その有力三社(大洞赤城神社、三夜沢赤城神社、二宮赤城神社)のうち、この二宮赤城神社は「里宮」ではないかと言われています。因みに大洞赤城神社は山宮、三夜沢赤城神社は本宮ではないと言われています。
 境内の由緒が書かれている案内板によると、東京都の牛込に鎮座する神楽坂赤城神社は、こちらの神社からの勧請だそうだ。因みに神楽坂赤城神社の祭神は「岩筒雄命、赤城姫命」のニ柱が祀られている。

 時期が時期だけに七五三の祈祷、お宮参り等の祈祷はしていただけると思われる。勿論厄除、交通安全、商売繁盛もだ。

 境内。
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 朝晩は寒くなりましたが、日中はまだ暖かいので参拝しやすいです。
 参道や境内には杉があるが、春先は花粉症の人は困るかもしれない(´・ω・`) 

 神門をくぐり、左側にある授与所にて「交通安全ステッカー(初穂料300円)」を頂きました。この授与品の説明文がついてありました。
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「【陸上海上航空 交通安全祈願ステッカー】
●ステッカーの貼り方
この交通安全のステッカーは裏紙の切り口よりはがし、油気をよくふきとってから車の後部にお貼りください。又は、玄関等に貼ってください。

●交通安全の守護札として
あなたのご身体・お車・お家・お船等の安全をお守りしますが、尚一層の安全運転に心がけて下さい。
 (注)尚、年に2、3回たびかさね祈念し、新しく貼り替えますと御身を導き尚一層厄災をまぬがれます。」

 御朱印は、授与所で頂きました。御朱印代は「お気持ちで」だそうです。由緒書きは頂けます。




神社名:二宮赤城神社
鎮座地:群馬県前橋市二之宮町886番地
祭 神:大己貴命 豊城入彦命 他十五柱
相 殿:大山祇命 他八柱
社格等:延喜式内社(明神大社)  旧郷社 上野国二宮
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日本のまほろばを探して社寺を参詣してます。社寺参詣道代表師範&御朱印ブロガーです。伊勢神宮・靖国神社・世良田東照宮・久能山東照宮・鳳来山東照宮の各崇敬会に入会しています。 取得資格:普通自動車免許、2級ファイナンシャルプランニング技能士、日商簿記検定2級、秘書検定2級、神社検定参級、全経電卓検定3級、安全衛生推進者
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