群馬県桐生市にある「梅田山 西方寺」に参拝してきました。
曹洞宗に属するお寺になります。
桐生市の北部、県立桐生女子高校の近くにお寺はありました。
最寄り駅は、JR両毛線「桐生駅」になります。
徒歩ではかなりかかります。
近くまでバスが来ているかもしれません。
駐車場は、入口を入っていくと左側にありました。
自動車は、十数台位は停められそうです。
こちらのお寺の由緒は以下の通りです。(由緒書きより)
「桐生氏歴代の墓所がある西方寺は鎌倉時代末期より約650年以上の歴史があり、寺の伽藍は南向きの穏やかな岡の斜面に建立されていて桐生氏歴代の墓所の高台まで登ると眼下の景色も素晴らしく遠く富士山も年に数回は観望できる。
寺伝では、鎌倉時代安貞年間(1227年頃)野州の豪族宇都宮弥三郎頼綱公が出家して浄土門徒となり、その仲間の者が当地へ来て堂宇を構えたのが本寺の草創である。
その後当地の豪族桐生国綱公は観応元年(1350年)檜杓山(城山)に桐生城を築き浄土宗宝樹山西方寺を建立した。
およそ四十年後三代桐生豊綱公は禅宗の教義に共感し、当時の名僧峻翁令山和尚(法光円融禅師)を頼んで臨済宗に改宗した。
令山和尚の記録によると明徳三年(1392)5月1日とある。(後略)」
御朱印を頂いたのは平成22年12月29日、写真を撮影したのは平成25年8月14日になります。
こちらが入口です。
狭いので、気を付けてください。
入口脇には、庚申塔等がありました。
入っていくと、左側に駐車場がありました。
奥には大きな塔がありました。
「桐生之塔」だそうです。
平成四年に完成した石造十三重層塔になり、高さは約20mあるそうで、基台には四方四仏ががあるそうです。
お寺の境内に入ります。
こちらが境内になります。
綺麗に整備されていました。
京都の庭園のミニチュア版といった感じです。
境内の右側には、鐘楼がありました。
こちらが本堂になります。
本尊である阿弥陀如来が祀られています。
こちらの阿弥陀如来は、鎌倉時代末期のものになり、群馬県指定重要文化財になっています。
臨済宗のお寺は、釈迦如来を本尊とする場合が多いですが、元は浄土宗なので阿弥陀如来を本尊とするのは納得がいきます。続きを読む
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