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群馬県桐生市にある「八幡山 法楽寺」に参拝してきました。
真言宗豊山派に属するお寺になります。

群馬県桐生市の南部、太田市や栃木県足利市にも近いです。
目印は、国道50号線沿いにある「賀茂神社前」という交差点になります。
お隣は、桐生賀茂神社になります。

最寄り駅は、JR両毛線「小俣駅」、もしくは東武伊勢崎線「新桐生駅」になります。
しかし、両駅からもかなり遠いですので、徒歩では大変かと思われます。

駐車場は、境内と境内の東側にありました。
自動車は、合わせて10台位は停められそうです。


こちらのお寺の由緒は以下の通りです。(『上毛新聞社刊 群馬のお寺 真言宗』より抜粋)
「寺伝では、天喜五年(1057)八幡太郎義家は朝廷の命に隋わぬ奥州の安部貞任と宗任を討つため、当寺に立ち寄り戦勝祈願をした。
康平元年(1058)三月、戦勝のお礼のため賀茂神社と当寺の前に舞台を造営して、法楽の舞を奏上した。
後にお供の周東刑部左衛門が当地に残り、八幡太郎義家の命によって戦没者の慰霊のため、当寺を立て替えて山号を八幡太郎にちなみ八幡山とし、寺号は法楽の舞を奏上したことから法楽寺と名付けた。」


山田郡史によると足利市小俣の鶏足寺の末寺になるそうです。

お寺までは細い道を行きますので、自動車で行かれる方は、気をつけてください。

こちらが山門になります。
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質素な門です。
禅宗系のお寺ではないので、仁王像でも配して頂ければよいのですが。

山門前の両側には、庚申塔が複数基ありました。
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その中には「納経所 別當法楽寺」と彫られた石碑がありました。
これは、こちらのお寺が東上州三十三観音霊場や上州新四国八十八ヶ所の札所になっているからではなく、お隣の「桐生賀茂神社」が上野國式内社で「上野國十二社参り」が行われていたため、その別当である法楽寺が納経所であるといった意味になります。
碑の左側にはその旨が刻まれています。
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「當國十二社随一 加茂神社」と刻まれています。

山門を入ると、右側には「賓頭盧尊者」がいらっしゃいました。
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「おびんずるさま」や「なで仏」と言われており、病気や怪我の場所と同じところを撫でてお詣りすると、霊験があると信じられています。

境内の左側には、大東亜戦争(太平洋戦争)で亡くなった方の慰霊碑がありました。
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六地蔵がいらっしゃいました。
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