まほろば御朱印紀行

日本のまほろばを探して、社寺散策をしています。 社寺散策の日記を中心にいろんなブログを書きます。

桐生天満宮

桂林山久昌寺 桐生七福神恵比須神(群馬県桐生市天神町)5

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 群馬県桐生市の中心部から少し北にお寺はありました。

 最寄り駅は、JR両毛線「桐生駅」になります。

 お寺専用の駐車場はありました。


 こちらの寺院の由緒は次の通りです(桐生仏教会刊『積善 桐生のお寺』による)。
「此地、昔梅原館に桐生城主住みし頃、お茶水を取りし地と伝う。其後寛永年間、鳳仙寺八世と称す應山牛喚大和尚の時、開創せるものなりと。天保十四年3月荒神火事ありしも風上なりし為、焼失を免れたりと、当時も由緒書にあるが如く、寛永年間應山牛喚大和尚の開山なって草創された寺である。然し此の寺も、何の理由か古記録の類がなくて、わずかに過去帳の裏表紙に記されている。荒神大火の記録天保十四年だけであとはほとんど何もない。ただ寺の所伝の中に、此地は嘗て梅原館が桐生氏によって使用されていた頃ここに浅井戸があり、その水質がよかった為に、その水が館の御茶水に使われていたという話である。その井戸は現在でも残っています。桐生城のお茶水は、桐生城の東南口である岡平の登山口のすぐ近くに、今でも水がわき出てで附近の民家で使用されているが、ここから梅原館まで運ぶのは大変だから館の近くで水がわき出ているのでお茶の水に使用したかもしれないのである。
 然し桐生氏は滅亡し、由良氏も亦この地より牛久に遷されてこのお茶の水も不要になったので、そのあとの井戸周辺の空地が應山和尚に目をつけられて一寺建立となった。無実の下手人金八さんを偲ぶ火あぶり地蔵尊と、台石が六地蔵尊の隣りに祀られてある。大正年間本堂の脇に不動堂が建立になり、此に不動明王を安置したが、これは荒神火事で焼失した神恵寺から頼まれて安置したものです。この頃久昌寺に正式に譲られました。昭和四十五年此の不動堂に修復を加え、本堂に改めて本尊に定め、従来の聖観世音菩薩も脇仏として安置することになりました。
 平成四年1月ある市民有志により『桐生七福神めぐり』が誕生しました。七福神は、インド・中国・日本の三国の神様が集まっています。最初はいろいろな神様を参っていたのでしょうが7つに収れんされたのです。それだけにご利益のある神様ベスト7なのです。当時は恵比須神を祀る。商売繁盛、旅行安全、豊漁など庶民救済の神です。本堂に向かいあった場所に建つ小さな御堂の中に釣りざおを持ち右手を高くあげ、左わきに大きな鯛を抱えた立像が祀られています。」


 群馬大学の少し北、桐生女子高校の少し南といった感じのところにあります。

 入口になります。
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 境内の多くは墓地となっています。

 六地蔵
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 恵比須堂
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 中を覗くと木造恵比須立像がいらっしゃいました。
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 桐生七福神の一尊になります。

 水子地蔵立像
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 石造恵比須立像
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 こちらの恵比須様も桐生七福神の一尊と考えてよいのかな?

 撫で仏
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 こちらが本堂になります。
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 曹洞宗でありながら本尊は不動明王というお寺になります。由緒をみると元は聖観音が本尊だったのかな?

 御朱印は、境内の右側の庫裡で頂けます。御朱印代は300円です。





寺院名:桂林山 久昌寺
所在地:群馬県桐生市天神町三丁目15‐12
宗 派:曹洞宗
本 尊:大聖不動明王
札所等:桐生七福神 恵比須神

仏守山青蓮寺 桐生七福神福禄寿の御朱印(群馬県桐生市天神町)5

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 群馬県桐生市の少し北、群馬大学工学部のキャンパスの近くにお寺はありました。

 お寺専用の駐車場はありました。

 
 こちらの寺院の由緒は次の通りです(桐生仏教会刊『積善 桐生のお寺』による)。
「天正元年(1573年)鎌倉時代より続いた桐生氏を滅ぼした太田金山の城主由良成繁は、天正3年(1575年)新田郡岩松村の青蓮寺(新田足利両家ゆかりの寺)を現在の地に移築しました。これが現在の青蓮寺です。
 移築以来今日まで、430年余の間本堂はそのまま保たれておりますが、安土桃山時代の様式を今日に伝えている貴重な建築物であります。
 重要文化財の本尊、善光寺阿弥陀三尊仏は、伝記によれば、源頼義融通念仏を信仰して、この仏を本尊とし、その後八幡太郎義家の三男義国(青蓮寺の院号は義国院であるから、岩松村青蓮寺の礎となっていると考えられている)に伝えました。その後、子孫の新田義重に伝えて、以来新田氏の守本尊として大切に岩松村の青蓮寺にまつられておりましたが、本堂移築にともないこの地に移されたものと伝えられています。
 青蓮寺は『人が人として生きる』を基本として、いつでも・誰でも気楽に参拝できるように門などはありません。悩み相談も住職がお受けしています。
 境内の蓮池には10種類を超える蓮や睡蓮が咲くほか90本からの桜の木や、多くの花木があり、1年中花の絶える時がないと言えるほどです。
 また、毎月1日早朝からのお経の会は、昭和47年10月から今日まで、欠かすことなく続いておりますが、誰でも気軽に参加できる会として広く知られています。
 インドの象徴であるサールナートで発掘されたアショカピラーを永代供養墓のモニュメントとしてインドの地で作成し招来。インド仏跡のお砂踏み、仏足石など、お釈迦様を身近に感じることの出来る寺としての整備も進んでいます。ペットのお墓も建立されています。」


 寺院入口です。
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 本堂です。
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 「善光寺如来」が祀られています。平成十九年に国指定重要文化財になっています。源頼義が融通念仏を信仰して阿弥陀如来を守り本尊としており、それが八幡太郎源義家の三男「源義国」へ、新田氏の祖「新田義重」へと伝えられ、代々新田氏の守り本尊となっていたそうです。その後、青蓮寺に伝わり、本尊として祀られたそうです。

 境内の左側には「地蔵堂」が
ありました。
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 日限地蔵尊とも呼ばれている「頚継地蔵尊(くびつぎじぞうそん)」が祀られています。他にも桐生七福神の福禄寿、閻魔大王、脱衣婆、青不動明王が祀られていました。

 一遍上人です。
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 半僧坊への入口です。
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 御朱印は、本堂右側の庫裡に声をかけ、本堂内で頂けました。御朱印代は300円です。
 私の頂いた御朱印以外にも色々ありました。
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 ビリケン様の御朱印もあります。

 また納経した人に限定御朱印がありました。
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 納経料3,000円です。ご住職がいらっしゃる場合のみの授与なので、頂きたい方は事前連絡は必要です。





寺院名:佛守山 義国院 青蓮寺
所在地:群馬県桐生市西久方一丁目10‐11
宗 派:時宗
本 尊:善光寺阿弥陀如来三尊
札所等:桐生七福神 福禄寿

桐生天満宮 御神札(群馬県桐生市天神町)5

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 桐生市の中心部から少し北に行ったところに神社は鎮座していました。桐生市の中心部を南北に走る「本町通り」を来たに行くと鳥居が見えてきます。

 最寄り駅は、JR両毛線「桐生駅」、もしくは上毛電気鉄道「西桐生駅」になります。徒歩では数十分位はかかりそうです。
 東武桐生線「新桐生駅」からだと徒歩ではかなりかかります。

 駐車場は鳥居の左を入り、参道右側に停められます。


 こちらの神社の由緒は以下通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「桐生市天神町の旧県社。祭神は天穂日命・菅原道真。例祭は4月25日、10月25日。式年大祭には各町から出す動力で操る人形踊りがある。
 景行天皇の御代、上毛野君御諸別(かみつけぬのきみみもろわけの)王が当地の国造となり土師部に命じて磯部の岡に天穂日命を祀らせたという。国内神名帳に従四位磯部明神とある。
 桐生氏の藤原国綱が現在地に遷し、桐生家に縁ある北野天満宮を勧請・合祀し桐生天満宮と称した。
 桐生領内五四か村の鎮守となる。」

 また、東京堂出版刊「神社辞典」によると次の通りで。
「群馬県桐生市天神町。旧県社。天穂日命・菅原道真を祀る。
 観応年間に桐生家の崇敬によって、北野から同社に道真を配祀した。
 歴代徳川家の祈願所となる。」


 年が明けましたので、「初詣」に来ました。やはり、参拝者は多いです。

 こちらが鳥居になります。

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 参道途中の二の鳥居になります。
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 茅の輪がありましたので、作法通りくぐらせて頂きました。

 神門になります。
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 神門前には、「撫で牛」がいらっしゃいました。
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 なでなで😄

 社殿になります。
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 通常は御守り・御神札・御朱印は参道途中の「宮司宅」にて頂けますが、参拝した日は、社殿手前の左側にある「授与所」は開いていました。
 今回は。桐生天満宮の御神札を頂きました。一体800円になります。
 その他に開運招福・厄除・交通安全・安産等の各種御守り(初穂料:750円)や各種御札(初穂料:1,500円〜)がありました。

 厄除、方位除、合格祈願、商売繁昌、開運招福、家内安全等の祈祷祈願は、受け付けているようです。ご希望の方は神社までお問い合わせください。




神社名:桐生天満宮
鎮座地:群馬県桐生市天神町一丁目2‐1
祭 神:天穂日命 菅原道真 祓戸四柱
社格等:旧県社

桐生天満宮 御守り(群馬県桐生市天神町)5

 群馬県桐生市に鎮座する「桐生天満宮」に参拝してきました。

 桐生市の中心部から少し北に行ったところに神社は鎮座していました。
 桐生市の中心部を南北に走る「本町通り」を来たに行くと鳥居が見えてきます。

 最寄り駅は、JR両毛線「桐生駅」、もしくは上毛電気鉄道「西桐生駅」になります。徒歩では数十分位はかかりそうです。
 東武桐生線「新桐生駅」からだと徒歩ではかなりかかります。

 駐車場は鳥居の左を入り、参道右側に停められます。


 こちらの神社の由緒は以下通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「桐生市天神町の旧県社。祭神は天穂日命・菅原道真。例祭は4月25日、10月25日。式年大祭には各町から出す動力で操る人形踊りがある。
 景行天皇の御代、上毛野君御諸別(かみつけぬのきみみもろわけの)王が当地の国造となり土師部に命じて磯部の岡に天穂日命を祀らせたという。国内神名帳に従四位磯部明神とある。
 桐生氏の藤原国綱が現在地に遷し、桐生家に縁ある北野天満宮を勧請・合祀し桐生天満宮と称した。
 桐生領内五四か村の鎮守となる。」

 また、東京堂出版刊「神社辞典」によると次の通りです。
「群馬県桐生市天神町。旧県社。天穂日命・菅原道真を祀る。
 観応年間に桐生家の崇敬によって、北野から同社に道真を配祀した。
 歴代徳川家の祈願所となる。」


 参拝したのは今年の1月25日になり、天満宮・天神社系の菅原道真公を祀る神社にとっては「初天神」の日になります。

 一の鳥居になります。
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 本町通を北に進むと、この鳥居が目にはいってきます。かなり大きいです。

 一の鳥居を入り、参道を進むと二の鳥居がありました。
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 「茅の輪」がありました。さっそくくぐらせて頂きました。「除災招福」だそうです。

 参道を進むと正面には「神門」がありました。
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 神門の左側には「撫で牛」がいらっしゃいました。
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 やはり天満宮だけあります。さっそく撫で撫で

 神門をくぐり、正面には社殿がありました。
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 祭神である天穂日命・菅原道真公・祓戸四柱が祀られています。
 こちらの社殿は「権現造」という建て方になり、とても立派でした。

 午後に参拝したので、参拝者はちらほらいらっしゃいました。午前中は、どうだったのでしょうか?

 通常は御守り・御神札・御朱印は参道途中の「宮司宅」にて頂けますが、参拝した日は、社殿手前の左側にある「授与所」は開いていました。
 思うところあり「心願成就」の御守りを頂きました。初穂料750円になります。

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 その他に開運招福・厄除・交通安全・安産等の各種御守り(初穂料:750円)や各種御神札(初穂料:800円〜)がありました。

 厄除、方位除、合格祈願、商売繁昌、開運招福、家内安全等の祈祷祈願は、受け付けているようです。
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 ご希望の方は神社までお問い合わせください。

 御朱印はあります。




神社名:桐生天満宮
鎮座地:群馬県桐生市天神町一丁目2‐1
祭 神:天穂日命 菅原道真 祓戸四柱
社格等:旧県社

桐生天満宮(群馬県桐生市)4

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群馬県桐生市に鎮座する「桐生天満宮」に参拝してきました。
旧県社になります。

「桐生総鎮守」になる神社になります。

最寄り駅は、JR両毛線「桐生駅」、上毛電気鉄道「西桐生駅」になります。
徒歩では、かなりかかります。

本町通りを北に行くと、大きな鳥居がありますので、わかりやすいかもしれません。

自動車は、境内に数台は停められそうです。
また、境内の裏手にも停められそうです。


こちらの神社の由緒は以下通りです。
「今からおよそ1800年前の景行天皇の時代に上毛野国造が土師部の遠祖である天穂日命を磯部の岡に奉斎した磯部明神が当宮の起源です。
その後幾多の星霜を経て、文治三年(1187年)から当地を支配した桐生家が代々の守護神として崇敬し、観応年間(1350年頃)には京都北野天満宮の御分霊を合祀して「桐生天満宮」と改称し、桐生領五十四ヶ村の総鎮守と定められました。天正九年(1581年)に徳川家康公が東征の祈りには徳川家累代祈願所として朱印領を賜わりました。天正十九年(1591年)より徳川家の支配下となり、当宮の鳥居前には新たに「桐生新町」が形成され、鳥居から南へ向かって日本で最初の丁割りに基づく桐生の街並みが整えられました。
 慶長五年(1600年)の関ヶ原合戦の折には軍旗に用いる絹織物を社殿に献上して戦勝祈願を行い、その勝利凱旋を吉例として境内に織物市が開設され、後の桐生織物繁栄の礎となりました。」

こちらの神社は、関東五大天神っていってますが、他の四社は一体どこなんでしょうか?
湯島天神・谷保天満宮・亀戸天神・大生郷天満宮なんでしょうか?

こちらが社標になります。
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さすが県社になる神社だけあって、でかいです。

参道です。
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境内にある大銀杏(御神木)や銀杏の木は、秋になると色づき、とても綺麗だと思われます。
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神門です。
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数年前に出来たようです。続きを読む
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まほろばと申します。

「社寺参詣道 代表師範」になります。

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日本のまほろばを探して社寺を参詣してます。社寺参詣道代表師範&御朱印ブロガーです。伊勢神宮・靖国神社・世良田東照宮・久能山東照宮・鳳来山東照宮の各崇敬会に入会しています。 取得資格:普通自動車免許、2級ファイナンシャルプランニング技能士、日商簿記検定2級、秘書検定2級、神社検定参級、全経電卓検定3級、安全衛生推進者
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