栃木県佐野市の中心部から北西へ行ったところにありました。
最寄り駅は、JR両毛線・東武佐野線「吉水駅」になります。
徒歩では無理かもしれません。
できれば自動車で行かれた方が良いかもしれません。
駐車場は鳥居のそばにありました。自動車は、5〜6台位は停められそうです。
こちらの神社の由緒は次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』より)。
「栃木県佐野市小中町の旧村社。祭神は柿本人麿。例祭は4月15日、10月15日。25年ごとに半開扉があり、50年ごとに開扉がある。
かつて柿本人麿が当地に遊び、里人が人麿を信仰して元慶元年(877)に岩見国高角山から勧請した。
『志もつけの 安蘇野の原の あさあけに もやかけわたる つつらくさかな』と詠まれた。
境内には清池がある。」
境内の案内板によると次の通りです。
「人丸神社縁起
一、所在地
佐野市小中町1062番地
一、御祭神
万葉の歌聖 柿本人麿公
一、御祭礼
一月初詣・元旦祭
四月・十月 第二日曜日
御神楽奉納(市指定無形民俗文化財)
一、宝物
柿本人麿公御神影・小堀鞆音画伯謹書
湧泉地・神苑が記念物(名勝)
神楽面(八面)=出目勝満作(市指定文化財)
なお、御社には、須藤晏齋、小堀鞆音、同安雄の父子三代にわたって絵画が奉納されている
一、当地は義人田中正造翁、画聖小堀鞆音、同安雄、山口信治(正造翁と国会開設請願者)、篠崎ハル(ナイチンゲール受賞)篠崎敏治、源三兄弟の生誕の地として有名である
一、御社に参拝された文人は樋口清之(国学院大学名誉教授)、梅原猛ご夫妻(京都産業大学教授)、小堀桂一郎(鞆音=孫東京大学教授)、小林吉一(国学院栃木短大教授)
芸能人は当地縁の京塚昌子、江戸家猫八、小猫父子等の各氏
一、初詣、七五三、学業成就(進学合格)、交通安全祈願は霊験灼(あらたか)である
御祭神人麿公の詠れた歌
下野の阿蘇野の原の朝あけに
もやかけわたる、つづら草かな」
鳥居になります。
くぐると、右側には「八坂神社」が鎮座していました。
先に進んでいきます。
右側には池がありました。
先に進むと左側には垂れ桜がありました。
3月22日に参拝しましたが、まだ咲いていませんでした。
来月の上旬には見頃かもしれません。
こちらが神楽殿になります。
どんな神楽が舞われるのでしょうか?
先に進むと、社殿が鎮座していました。
(´人`)
飛鳥時代の歌人「柿本人麻呂公」を祭神とする神社になります。
一時期こちらに滞在していたとか。どのような経緯でこの地に来たのでしょうか?
社殿には龍の彫刻がありました。
親子だそうです。
社格を調べていたら「村社」とありました。
しかし、拝殿に掲げられていた社号額は「郷社人丸神社」とありました。
どうなんでしょうか?
こちらが本殿になります。
社殿前には狛犬がいらっしゃいました。
厳ついです。
何だか目が緑色なんですけど…
境内社になります。
境内には「為朝神社」が鎮座していました。
厄除けの御利益があるそうです。祭神は誰なんでしょうか?
御朱印は、「社務所」で頂けました。
宮司さんは不在らしく、奥様?が対応してくださいました。御朱印代は、300円でした。
御守りや御札といった授与品はありました。
神社データ
神社名:人丸神社
鎮座地:栃木県佐野市小中町1062番地
祭 神:柿本人麿公
社格等:旧村社
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