渡辺華山という人がいた。この人は、江戸時代後期に生きた三河国田原藩の武士であり画家であった。
生没年月日は、寛政5年9月16日(1793年10月20日)〜 天保12年10月11日(1841年11月23日)になる。
鳥居耀蔵が主導して蘭学者を処罰した「蛮社の獄」で自身は蟄居、後に自害をした。

この渡辺華山には「茂登」という妹がいた。
その茂登は、群馬県桐生市にある名士 岩本家 へ嫁いだ。
その妹のお墓がある。
岩本家の菩提寺「諏訪山観音院(所在地:群馬県桐生市東町二丁目13‐18 宗派:真言宗豊山派 本尊:聖観音 札所等:関東八十八ヶ所 十番札所)」のそばだ。
観音院の駐車場の一角にあるといった感じだ。

駐車場の所には、石標がありました。
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平成16年にできたばかりの石標のようだ。
見逃しそうな感じです。

この日限り地蔵観音院の駐車場は、日限り地蔵の縁日(毎月24日)以外は閉鎖されているようだ。

自動車で来られる方は、観音院の向かいにある駐車場を利用してください。

こちらが入り口になる。
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門があるので、入ってはいけなさそうなので、入りませんでした。

外から覗き込むとこんな感じです。
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中央辺りに茂登のお墓がありました。
ひっそりとしています。
茂登の嫁ぎ先にも渡辺華山は訪れていたそうです。

この後、諏訪山観音院や諏訪機神社にも参拝いたしました。