まほろば御朱印紀行

日本のまほろばを探して、社寺散策をしています。 社寺散策の日記を中心にいろんなブログを書きます。

坂上田村麻呂

巌殿観音正法寺 中武蔵薬師霊場の御朱印(埼玉県東松山市岩殿)5

KIMG3961
 埼玉県東松山市にお寺はありました。

 最寄り駅は、東武東上線「高坂駅」になります。徒歩では1時間位かかるそうですが、高坂駅西口より川越観光バス「鳩山ニュータウン」行に乗車、「大東文化大学」にて下車して、お寺までは徒歩で約10分位かかるそうです。

 お寺専用の駐車場は、門前にありました。自動車は5〜6台位は停められそうです。


 こちらの寺院の由緒は、次の通りです(雄山閣出版刊『日本名刹大事典』による)。
「真言宗智山派、岩殿山、修善院。別称は岩殿寺、通称は岩殿観音。坂東三十三観音霊場の十番札所。本尊は千手観音。もと観音堂の別当寺。
 『巌殿山千手観世音来由緒記』によれば、養老二年(718)沙門逸海が岩殿山の岩窟に観音を安置し、傍らに正法庵を結んだのが開創で、後に坂上田村麻呂が奥州征討の途次に比企山の悪竜を千手観音の霊験で退治し桓武天皇十五年に伽藍を建立した。暫くして堂舎は零落したが、正治二年(1200)源頼朝の志をついだ平政子が再興し、左衛門督入道を別当に任じたと伝える。古くは比叡山末の寺院で、堂塔のほかに多数の坊舎を擁する大寺であったらしい。しかし、天文頃から勝呂大智寺(現坂戸市)が別当正法寺を兼務し真言宗に改めた。永禄年中に戦乱で諸堂を失ったが、天正二年(1574)までに大智寺俊遍の弟子栄俊が護摩堂などの伽藍を復興して正法寺の中興開山となり、真言法流無量寿院流(松橋流)を汲む寺院として再興され一山内の支配権を確立した。天正十九年(1591)11月、徳川家康から観音堂領二十五石を寄進された。
 寛政七年(1795)『新義真言宗本末帳』によれば本寺醍醐寺無量寿院、門徒六ヶ寺。
 年中行事に、田村麻呂の悪竜退治に因む7月1日の『けつあぶり』がある。
 六面幢は県文化財。」

 また、東京堂出版刊「古寺名刹辞典」によると次の通りです。
「埼玉県東松山市岩殿1229。巌殿山と号し、岩殿観音の通称がある。真言宗智山派。坂東十番霊場。
 養老二年(718)沙門逸海が正法庵という草庵をこの地に結んだのが始まりという。また役行者が開いた修験の寺ともされる。坂上田村麻呂が奥州進攻の途上、この地の悪竜を退治し、桓武天皇の勅によって伽藍が造営された。その後北条政子が再興したとも言われる。明治十一年(1878)に災害にあったが再建されて現在に至る。
 この付近では毎年7月1日に近郊の人々が小麦のまんじゅうを食べ、小麦ガラを焼いて家族がお尻をあぶる風習がある。これは田村麻呂は始め悪竜をみつけることができなかったが、千手観音へ加護を祈ったところ真夏というのに大雪が降った。雪を嫌う悪竜がみずからの隠れ場所の雪を溶かしてしまったので、田村麻呂は容易に悪竜を見つけ、ついに退治をしたのであると。まんじゅうは軍兵の食糧、尻をあぶるのは彼らが寒さをしのいだ故事によるという。
 所蔵の明版大蔵経は貴重な文化財でもある。
 本尊千手観音像は毘首羯磨の作という。毘首羯磨は本来は古代インド神話上の工巧神である。
 御詠歌は
  後の世のみちを比企見の観世音
   この世を共に助けたまえや」


 東松山市のインターチェンジから東に行った場所に寺院はありました。大東文化大学東松山キャンパスが目印になります。

 山門になります。
KIMG3942
 登っていきます。
KIMG3943
 「坂東十番霊場」と刻まれた石標になります。
KIMG3944
 境内は山の中にあるといった感じで、鳥のさえずりが聞こえ、森林浴になります。

 地蔵菩薩と遍路大師です。
KIMG3945
 境内には元亨二年(1322年)鋳造の銅鐘がある鐘楼堂がありました。
KIMG3952
 埼玉県指定文化財になっています。

 鐘楼堂からの眺めです。
KIMG3953
 観音堂へ向かう途中に薬師堂と地蔵堂があります。

 薬師堂になります。
KIMG3948
KIMG3949
 薬師如来が本尊になり、中武蔵薬師霊場の札所本尊になります。

KIMG3950
 地蔵堂になります。
KIMG3951
 こちらは関東百八地蔵尊霊場の札所本尊になります。

 観音堂になります。
KIMG3946
 手水舎になります。
KIMG3947
 御朱印は、本堂の右側にある「庫裡」で頂けました。「千手観音(坂東霊場・七観音霊場)」と「地蔵菩薩(関東百八地蔵尊霊場)」、「薬師如来(中武蔵薬師霊場)」の4種類があります。御朱印代は各300円でした。お地蔵様・お薬師様の御朱印は、汎用の御朱印帳でも頂けます。
 
 御守り(500円〜)や御札(四種類、各1,000円)といった授与品はありました。叶念珠を一体頂きました。
KIMG3959
 坂東の公式納経帳(1,100円or1,700円)、寺院名の金箔が押されたオリジナル御朱印帳?が二種類(1,500円or1,700円)がありました。




寺院名:巌殿山 修善院 正法寺
所在地:埼玉県東松山岩殿1229番地
宗 派:真言宗智山派
本 尊:阿弥陀如来
通 称:巌殿観音
札所等:坂東三十三観音霊場 十番札所
    関東百八地蔵尊霊場 十三番札所
    武州八十八ヶ所 三十一番札所
    七観音霊場 千手観音
御詠歌:後の世の道を比企見の観世音 この世を共にたすけ給へや

岩殿山光明院安楽寺 坂東札所(埼玉県比企郡吉見町)5

image

 埼玉県比企郡吉見町に寺院はありました。

 参道の入り口に駐車場はありました。自動車は10台位は停められそうです。

 最寄り駅は、東武東上線「東松山駅」になりますが、徒歩で吉見観音まで行くのは無理ですし、バスもありそうにはないです。
 できれば自動車で行かれた方が宜しいかと思われます。


 こちらの寺院の由緒は、次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「埼玉県比企郡吉見町御所にある真言宗智山派の寺院。岩殿山。光明院。坂東三十三か所十一番札所。通称吉見観音。
 本尊は行基作と伝える聖観音。観音堂は坂上田村麻呂開基と伝えるが未詳。
 果鏡が江戸初期に中興し、三重塔・護摩堂などを再建したといわれる。
 江戸期には本尊は大日如来で、古来信仰を集めた観音堂を護持することにより発展したといわれる。」

 また、東京堂出版刊「古寺名刹辞典」によると次の通りです。
「埼玉県比企郡吉見町御所374。岩殿山と号し、吉見観音の通称がある。真言宗智山派。坂東三十三ヶ所第十一番札所。
 慈光寺・正法寺(板東九、十番)とともに比企三山と呼ばれる。
 近くには有名な吉見百穴の古代横穴古墳群がある。
 行基自刻の観音像を得たこの地の豪族吉見氏による開創の伝、また坂上田村麻呂が奥州進攻の途上、この地の岩窟からもれ出る光を怪しみ、その光が窟内の観音像から発すると知るや、直ちに伽藍を建立したのであるとの伝もある。
 源頼朝の弟、範頼が稚児僧としてこの寺に隠れ住み、頼朝挙兵に従った功により、この地の領主となった時には所領の半分を寄進して、寺院も大いに栄えた。範頼の死後に一時廃絶し、現在の三重塔は寛永年間(1624〜1644)の建立。
 本尊は聖観音。
 御詠歌は、
  吉見よと天の岩を押し開き
   大慈大悲の誓いたのもし」


 こちらの寺院は「坂東三十三観音霊場十一番札所」になり、「吉見観音」の名で知られているお寺になります。
image

 坂東以外に関東八十八ヶ所、東国花の寺百ヶ寺の札所でもあります。
 埼玉県内にある慈恩寺・正法寺とともに「比企三山」と呼ばれています。

 参道には厄除団子を売るお店がありました。おいしく頂きました。
image

 隣には食事がとれるスペースがあり、うどん定食等がありました。お昼に参拝しなかったので頂いておりません。

 坂上田村麻呂ゆかりの寺院になります。

 入り口になります。立派な仁王門です。
image

 境内は本堂の他に「吉見大仏」という阿弥陀如来坐像がありました。
image

 吉見大仏の右側には「山王社」が鎮座していました。
image

 こちらのお寺の鎮守社でしょうが、山王社というと天台宗のイメージがあります。稲荷堂でもじゃなかったのかな。

 境内の左側には薬師堂がありました。
image

 境内の全景になります。
image

 本堂になります。
image

 本尊は聖観音になります。坂東三十三観音霊場の札所本尊になります。
 本堂内には大きな大黒天像がありました。福々しい笑顔でした。

 扁額になります。
image

 山号の「岩殿山」、「補陀洛」という観音様のおわす場所を示す扁額もなかなか立派です。

 本堂の右側には三重塔、太子堂がありました。
image

 御朱印は、本堂の左側にある「納経所兼授与所」で頂きました。
image

 御朱印代は300円でした。
 坂東三十三観音霊場の御御影を一体(100円)も頂きました。
 御朱印を頂いた際に般若心経を写経したものを納経させて頂きました。

 御守りや御札といった授与品はありました。




寺院名:岩殿山 光明院 安楽寺
所在地:埼玉県比企郡吉見町御所374番地
宗 派:真言宗智山派
本 尊:聖観音
通 称:吉見観音
札所等:坂東三十三観音霊場 十一番札所
    関東八十八ヶ所 七十五番札所
    東国花の寺百ヶ寺
御詠歌:吉見よと 天の岩戸を 押し開き 大慈大悲の 誓いたのもし
読者登録
LINE読者登録QRコード
記事検索
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
Amazonライブリンク
livedoor プロフィール

まほろば

QRコード
QRコード
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
カテゴリ別アーカイブ
Twitter プロフィール
メッセージ

ご質問がありましたらメッセージをお願いいたします。 全てのご質問にはお答えできません。

名前
メール
本文
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

J-CASTニュース
livedoor 天気
  • ライブドアブログ