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 東京都文京区湯島にある神社になります。

 最寄り駅は、東京メトロ千代田線「湯島駅」になります。徒歩では5分はかからないかと思われます。

 駐車場は見当たりませんでした。
 自動車で行かれる方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。


 こちらの神社の由緒は、次の通りです。
「湯島神社は湯島天満宮、湯島天神として全国津々浦々まで知られている。
 雄略天皇の勅命により、御宇二年(458)一月創建と伝えられ、天之手力雄命を奉納したのがはじまりで降って正平十年(1355)二月郷民が菅公の御偉徳を慕い、文道の大祖と崇め本社に勧請した。
 文明十年(1478)十月太田道灌これを再建し、天正十八年(1590)徳川家康公が江戸城に入るにおよび特に当社を崇敬すること篤く、翌十九年十一月豊島郡湯島郷の内五石の朱印地を寄進し、もって祭祀の料にあて、泰平永き世が続き文教大いに賑わうようにと菅公の遺風を仰ぎ奉ったのである。
 その後林道春、松永尺五、堀杏庵、僧堯恵、新井白石など学者文人の参拝たえることなく続いた。徳川綱吉公が湯島聖堂を昌平坂に移すにおよびこの地を久しく文教の中心として、当天満宮を崇敬したのである。明治十八年い改築された社殿も老朽化が進み、平成七年十二月後世に残る総檜木造りで造営された。」


 昨年末に参拝いたしました。

 こちらが鳥居になります。
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 社号標になります。
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 参道の右側には「宝物館」がありました。
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参道を進みます。
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 やはり、参拝者や観光客?が多かったです。
 時期が時期だけに、学業成就祈祷(合格祈願)をされる方々が多かったです。その中で祈祷の初穂料を聞いてびっくりされる方いらっしゃり、執拗に祈願や授与品の内容を聞いていました。

 こちらが社殿になります。
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 総檜の権現造になります。東京都には、木造の社殿がないので、なかなか素晴らしい社殿です。

 境内には梅園がありましたが、残念ながら咲いていませんでした。
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 やはり、2〜3月の参拝が良いかもしれません。

 授与所では、御神札や御守り等の授与品をいただく方々で列を作っていました。
 私は、開運招福の「鶯御守」を頂いてきました。

 男坂を下ると、神仏分離以前に湯島天神の別当を務めた喜見院の塔頭「柳井堂心城院(通称:湯島聖天、宗派:天台宗、本尊:大聖歓喜天)」があります。
 なお、喜見院は明治初期に残念ながら廃寺になってしまいました。

 本殿の裏側には「戸隠神社」・「笹塚稲荷神社」の境内社の二社が鎮座していました。
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 御朱印・オリジナル御朱印帳あり。



神社名:湯島天満宮
所在地:東京都文京区湯島三丁目30‐1
祭 神:天之手力雄命 菅原道真
通 称:湯島天神
旧 称:湯島神社
社格等:旧府社 別表神社
URL:http://www.yushimatenjin.or.jp/