東京都内には、たくさんの社寺があります。
有名な神社仏閣から地域の住民に信仰される小さな神社仏閣まであります。
今回のブログに書くのは、東京都港区南麻布に鎮座する「廣尾稲荷神社」になります。
ずいぶんお洒落な街にありました。
鳥居の右側にある石碑には、「廣尾神社」とありました。
最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「広尾駅」になります。
駅からは、徒歩で数分の所にありました。
すぐ近くは「渋谷区広尾」になり、区が変わります。
神社の由緒書きによると、「慶長年間(1595〜1615)に徳川秀忠が鷹狩りをした折りにこの地に稲荷神社を勧請した。」とのことです。
萩の木の花が地を舐めるように咲き乱れるため、「ハギナメ稲荷」とも呼ばれている神社です。
さて、社殿の前で参拝させていただきました。
(´人`)
祀られているのは、いわゆる「お稲荷様」になります。
社殿前には、稲荷神社だけあって狛犬ではなく「狐」でした。
社殿になります。
彫刻はとても立派でした。
社殿の左側には大きな銀杏の木がありました。
「御神木」だそうです。
港区指定の保護樹となっており、とても立派でした。
御朱印は、鳥居を入り、左側にある「授与所」で頂けました。
御朱印代は、「志納」でした。
おそらくは、宮司さん奥様かお母様にあたる品の良い年配の女性に対応して頂きました。
御朱印代をお渡しし、帰るときに「御信心さま。」と言われ、何だか気持ちが温かくなる様な気がしました。
由緒書きは、ありました。
御守りや御札といった授与品は、ありました。
とても雰囲気の良い神社でした。
小さな神社なので、神職は宮司さんだけでしょう。
昇殿参拝やお祓いは、事前に連絡をした方が良いかもしれません。
近くには、「天現寺」や江戸時代の大名「黒田家」の菩提寺の「祥雲寺」がありました。
神社周辺は、何だか高級感のある街でした。
神社データ
神社名:廣尾稲荷神社
鎮座地:東京都港区南麻布四丁目5‐61
祭 神:宇迦魂之命
社 殿:木造明神造(本殿) 入母屋造(拝殿)
通 称:富士見稲荷 千歳寺稲荷
俗 称:ハギナメ稲荷