埼玉県熊谷市の北部、旧妻沼町に寺院はありました。
最寄り駅は、JR高崎線「熊谷駅」になります。熊谷駅よりあさひバス「太田駅行き」・「西小泉駅行き」・「妻沼聖天前行き」に乗り、「聖天前」バス停で降りてすぐです。
寺院専用の駐車場はありました。
こちらの寺院の由緒は以下通りです(吉川弘文館刊『日本仏教史辞典』による)。
「埼玉県大里郡妻沼町にある高野山真言宗の寺院。聖天山長楽寺と号す。
平安時代後期長井庄司斎藤別当実盛が白髭社を修造して歓喜天を祀り聖天宮と称し、長井庄総鎮守となる。建久八年(1197)実盛の次男阿請房良応が改築し別当寺歓喜院を建立。天文二十一年(1552)忍城主成田氏の命で女(妻)沼の地頭手島美作守が修築。慶長九年(1604)徳川家康から朱印五十石を賜る。明治初年聖天堂は別当寺歓喜院に所属する。
建久八年銘の御正体の錫杖は重要文化財に指定されている。」
「歓喜天」を祀るお寺として知られています。
山門
境内の右側にある授与所で御守りを一体頂きました。500円になります。
聖天様のご加護がありますように(´人`)
寺院名:聖天山 長楽寺 歓喜院
所在地:埼玉県熊谷市妻沼1627番地
宗 派:高野山真言宗
寺格等:準別格本山
本 尊:十一面観音 大聖歓喜天
通 称:妻沼聖天
札所等:関東八十八ヶ所 八十八番札所
ぼけ封じ関東三十三観音霊場 十六番札所
東国花の寺百ヶ寺
彩の国武州路十二支霊場 午歳
幡羅新四国八十八ヶ所 十三番札所
御詠歌:大利根の みずゆたけしと 妻沼なる 神の恵みの つきぬ尊うとさ