群馬県伊勢崎市の北東部にお寺はありました。
県道桐生伊勢崎線から少し北にいった所にあります。
最寄り駅は、JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎駅」になります。
徒歩では、20分位かかりそうです。
駐車場は、境内の左側にありました。
自動車は、数十台位は停められそうです。
こちらのお寺は、慶長六年(1601年)に伊勢崎藩主になった「稲垣平左衛門長茂」によって創建されました。
代々の稲垣家の菩提所になります。
護国門です。
普通の門柱ですね。
何故このような名称になったのかは、わかりませんでした。
護国門から境内に入ると右側には、観世音菩薩立像がいらっしゃいました。
参道の両脇には梅の木ありました。
参拝した時は、まだ花は咲いておらず、2月下旬から3月にかけて境内に甘酸っぱい香りが漂うかもしれません。
参道を進んでいくと山門がありました。
周辺のお寺の中ではかなり大きく、とても立派でした。
こちらが扁額です。
山門の右側には、曹洞宗開祖の「道元」の像がありました。
やはり、曹洞宗のお寺です。
庚申塔もありました。
山門を入り、右側には貞和二年(1346年)に建立の「宝塔」がありました。
群馬県指定重要文化財になっており、かなり大きいというか、「太い」といった印象です。
手水舎です。
手水舎の後ろには、「お救い地蔵さま」がいらっしゃいました。
両手をつき、お願いをすると、苦悩を抜き去り、救ってくれ、平安を与えてくれるそうです。
早速、お願いをいたしました。
本堂になります。
本尊である「千手観世音菩薩」が祀られています。
創建当時は、稲垣平左衛門長茂が武運長久を願って合戦で持ち歩いたと伝わる「千手観世音菩薩」を祀っていたそうです。
三度の火災に見舞われてしまい、観音様は代替わりしたそうです。
現在でも運を開き、魔除けの霊験あらたかな観音様として信仰されているそうです。続きを読む