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和歌山県那智勝浦町に鎮座する「熊野那智大社」の御朱印になります。

熊野那智大社は、熊野三山の一つになります。
近くにある「西国三十三観音霊場 一番札所『那智山青岸渡寺』」は、「那智山如意輪堂」と呼ばれており、熊野那智大社の一部でした。
明治初期にあった「神仏分離」で独立、お寺になった訳です。
かなり、神仏習合の色合いが強い神社だった訳です。

熊野那智大社自体は創建は古いですが、熊野速玉神社と熊野本宮大社は「式内社」なのに、熊野那智大社だけが「式外社」なのである。
朝廷の勢力が及ばない神社だったのです。
独自の信仰があったのでしょうか。
授与品の中にある「牛王符」は、その信仰の現れでしょうか。

現在は、境内は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの「世界遺産」に登録をされています。

近くには、日本三名瀑の一つ「那智の滝」があります。

御朱印にある「八咫烏(やたがらす)」は、熊野那智大社の眷属になります。
誇らしげに押してあります。

なお、こちらの神社にはオリジナル御朱印帳がありました⇒こちら
那智の滝と社殿が描かれた良い御朱印帳です。




神社データ
神社名:熊野那智大社
鎮座地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1番地
祭 神:熊野夫須美大神
社格等:式外社 官幣中社 別表神社
札所等:神仏霊場巡拝の道 第三番