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 群馬県前橋市にある上野総社神社の隣にある寺院になります。

 寺院専用の駐車場はありました。自動車は数十台は停められそうです。


 こちらの寺院の由緒は次の通りです。
「徳蔵寺は天台宗比叡山延暦寺の末流で功叡山蓮華院といい、本尊は阿弥陀如来三尊である。室町時代(戦国時代)の文明三年(1471年)足利八代将軍義政公の祈祷所として建立され、開山は重海法印と伝えられている。往時には寺中七ケ院、末門十七ケ寺を擁し幕府から朱印十六石を下賜され、檀徒三百有余戸を有し、当地信仰の中心をなしていた。
 江戸時代初期の慶長十二年(1607年)惣社(総社)領主の秋元越中守が惣社に惣社城を築くにあたって、一寺の建立を計ったが、当時新寺院の建立は幕府の禁ずるところであったため、時の名僧天海僧正の内意によって本寺ならびに寺中七ケ院のうち四ケ院を惣社に移しこれを光厳寺と称した。当山十三世住職亮応は光厳寺の開祖である。
 明治五年檀徒相計り官にその再建を願い、またしばしば光厳寺と折衝して独立し、然海法印を住職として再建されました。その後寺中三ケ院を合併し、現在四十九世住職に至るまで、その法灯は連綿と引き継がれています。」


 寺院入り口になります。
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 この左側が上野国総鎮守「上野総社神社」の鳥居があります。

 参道を進みます。
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 淡島様になります。
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 馬頭観音や十王等の仏様がまつられています。
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 境内に入ると観音様がいらっしゃいました。
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 こちらが本堂になります。
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 こちらの寺院は、上野総社神社の神宮寺になる寺院です。本尊は阿弥陀如来。
 群馬郡三十三観音霊場になっており、札所本尊は千手観音になります。残念ながら廃れてしまった霊場になります。御詠歌は「かけまくも 総社のかみの 森の門 千手の誓名も 頼母し」です。

 御朱印は庫裡にて頂けました。御朱印代は300円です。



寺院名:功叡山 蓮華院 徳蔵寺
所在地:群馬県前橋市元総社町一丁目31‐38
宗 派:天台宗
本 尊:阿弥陀如来
札所等:群馬郡三十三観音霊場 二十三番札所
御詠歌:かけまくも 総社のかみの 森の門 千手の誓名も 頼母し