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 東京都江東区の門前仲町にある神社になります。

 最寄り駅は、東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」になります。


 こちらの神社の由緒は、次の通りです(大修館書店刊『日本の神仏の辞典』による)。
「東京都江東区富岡の旧府社。神社本庁別表神社。祭神は応神天皇ほか六柱。例祭は8月15日。鳳輦神輿と各町内の神輿による連合渡御がある。深川祭りは江戸三大祭の一である。
 天平宝字年間(757〜765)に右大臣藤原豊成が創建したと伝える。砂村の海岸に鎮座していたが、寛永四年(1627)に別当永代寺開基の長盛法印が遷して再建した。さらに寛文四年(1664)に近くの現社地に遷された。
 氏子は現在も江東区から中央区にかけての七十か町におよぶ。」

 また、國學院大学日本文化研究所編「神道辞典」によると次の通りです。
「〈別称〉深川八幡宮 〈旧称〉永代八幡
 〈祭神〉応神天皇、ほか七柱
 〈例祭日〉8月15日(深川祭)
 〈由緒〉天平宝字年間(757〜765)、右大臣藤原豊成(とよなり)の創祀という。寛永元年(1624)京都の長盛(ちょうせい)上人が永代島に八幡神像の小祠を建て、同四年に社殿が造営され、砂村の海岸から現在地に遷座した。
 神像は源頼政より千葉、足利と関東の源氏に伝えられ、太田道灌の守護神になったという。
 別当寺の永代寺は江戸・深川の発展とともに隆盛し、勧進大相撲が興行されるようになり、三十三間堂が建てられ、弓場としてもにぎわった。
 また、宝永四年(1707)に社殿再建を機に江戸有数の規模を誇るようになり、例祭深川祭は江戸の三大祭の一つとされた。
 明治の神仏分離により永代寺と三十三間堂は廃された。
 〈旧社格〉府社(明治六年)」


 江戸三大祭りの「深川祭」を主催する神社になります。

 鳥居になります。
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 境内には、伊能忠敬像、横綱力士碑、大関力士碑がありました。
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 伊能忠敬像は、撮り忘れました(´・ω・`)

 社殿になります。
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江戸最大の八幡宮になりますので、境内は広く、参拝者もいらっしゃいました。

 境内社の中には、松尾芭蕉を祀る「花本社」があります。
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 御朱印は、社殿右側にある祈祷受付で頂けました。御朱印代は、500円になります。
 由緒書きは頂けました。

 授与所では、御守りや御札といった授与品がありました。




神社名:富岡八幡宮
鎮座地:東京都江東区富岡一丁目20‐3
祭 神:応神天皇 他八柱
社格等:旧府社 別表神社
別 称:深川八幡宮
旧 称:永代八幡
札所等:深川七福神 恵比須神