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 栃木県小山市にあり真言宗豊山派に属するお寺になります。

 最寄り駅は、JR宇都宮線「間々田駅」になります。西口を出て、徒歩では十数分位かと思われます。

 駐車場は、入り口前にありました。自動車は、5台位は停められそうです。


 こちらの寺院の由緒は、次の通りです。
「乙女不動尊再建記念碑
 正徳四年(1714)泉龍寺中興の祖、淳元大和尚により不動堂は建立され近郷近在に多くの信仰を集めておりました。
 大聖不動明王(伝説によれば、日光中善寺湖中より発見されたと伝えられ、又は正慶二年(1333)の作か、南北朝時代北朝の年号)をおまつりしておりました由緒ある不動堂は平成七年(1995)八月十日落雷による火災にあいました。
 幸いにも住職により御本尊不動明王は無事搬出され、建物の貴重な文化的遺産である彫刻及び柱等は消失を免れることができました。
 再建に当たっては建設委員会を結成し、泉龍寺総代、世話人が当たり、町内会の協力を得ました。
 建築費の財源については、火災保険金及び壇信徒の浄財を勧募して充当致しました。
 建築は檀家の山中建築が請負、宮大工の生井建設と共同で施工され近郷にない立派な不動堂を再建することが出来ました」


 お寺まで狭い道をいきますので、自動車で行かれる方は気を付けてください。

 入り口になります。
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鐘楼門になります。
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参道を進むと「不動池」がありました。
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水行場になります。

 そばには「水掛け乙女不動尊」がいらっしゃいました。
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「北関東三十六不動尊霊場第十三番札所
 通称水掛け乙女不動尊
 御水行場不動池に本尊秘宝大聖不動明王の御分身像を遷座し、旧跡文化の発祥地不動塚の岩清水の霊泉にて、水掛け不動尊のご身体を清めれば、家内安全・厄除災難・無病息災・ボケ防止一切の病苦を除去して招福を授かる功徳の霊験さり。
 只だ一心に念誦じ来れ必らず無明暗黒の中より大光明を発揮して心願成就す」

 先に進むと、不動堂がありました。
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 「乙女不動尊」が祀られています。こちらの不動明王は、北関東三十六不動尊霊場の札所本尊になります。

 不動堂を左に行くと本堂がありました。
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 本尊は、大日如来になります。

 御朱印は庫裡にて頂けました。私は北関東三十六不動尊霊場の納経軸に頂いたため御朱印代は500円でした。納経帳(汎用納経帳)は300円です。




寺院名:御瀧山 明王院 泉龍寺
所在地:栃木県小山市乙女一丁目25‐8
宗 派:真言宗豊山派
本 尊:大日如来
札所等:北関東三十六不動尊霊場 十三番札所
御詠歌:水掛けて 祈りの水を ふらしつつ 病苦の民を 救う不動尊