寺尾山聖王寺（群馬県太田市） : まほろば御朱印紀行

群馬県太田市にある「寺尾山聖王寺」に参拝してきました。
高野山真言宗に属するお寺になります。

太田市の北部、県道太田大間々線の「石橋十字路」という交差点の近くにお寺はありました。
お寺の隣は、赤城神社が鎮座していました。

最寄り駅は、東武桐生線「治良門橋駅」になります。
徒歩では、15分位はかかりそうです。

太田市の市街地からは、少々外れています。

駐車場は、お寺の前にありました。
自動車は、十台位は停められそうです。

こちらのお寺は、興教大師が開山で、天永年間（1110～1113年）に創建。
その後、武田勝頼が長篠の戦いで討ち死すると、家臣が一族の供養のため一寺を再興し、正応寺としました。

江戸時代に現在地に移転、聖王寺と改めたそうです。

ここのところ新田ノ荘に関わる社寺を巡っていましたが、こちらのお寺は新田氏がらみかと思いきや、「武田氏」関係のお寺でした。

本堂です。

真言宗のお寺なので本尊は、「不動明王」が祀られています。
他にも観音様も祀られています。

境内には、地蔵堂がありました。

一見「観音堂」かと思いました。

また、2mを超える石造の六十六部供養塔がありました。

かなり立派でした。

同市内にある「義重山大光院」は、かつつてはこちらのお寺の場所にあったという言い伝えがあるそうです。

御朱印は、本堂の左側にある「庫裡」で頂きました。
「不動明王」と「千手観音」の二種類があります。
専用納経帳の差し替えの御朱印を頂きましたが、直接納経帳に頂けるかどうかわかりません。
御朱印代は、各300円です。

近くには、新田ノ荘という和食レストランがありました。

寺院データ
寺院名：寺尾山聖王寺
所在地：群馬県太田市寺井町693番地
宗　派：高野山真言宗
本　尊：不動明王千手観世音菩薩弘法大師興教大師十一面観世音菩薩
札所等：「上州新四国八十八ヶ所五十五番札所」・「東上州三十三観音霊場二十二番札所」・「東上州新田秩父三十四観音霊場六番札所」
御詠歌：寺尾山松のむらたち尋ねきて千手の御影拝むうれしさ