江戸四十四閻魔めぐりという「閻魔大王」をめぐる霊場?があります。
大半が檀家寺なので、すべてで拝観・御朱印がOKではありません。

その中で、拝観ができ、御朱印を頂けるお寺を紹介します。

東京都港区の東京タワーの近くにある「勝林山 金地院」になります。
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創建されたのは、江戸時代初期になります。
徳川家康のブレーンで「黒衣の宰相」と呼ばれた「金地院崇伝」が開山住職になります。

最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」になります。
駅からは、徒歩で約8分位の所にありました。

駐車場は、見当たりませんでした。
自動車で来られる方は、周辺の有料駐車場を利用した方が良いかもしれません。

本堂
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聖観音が祀られています。

京都にある南禅寺の東京出張所になるお寺です。

道路を挟んで反対側には東京タワーがありました。
東日本大震災のため、まだ先っぽが曲がってます。
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コワイコワイ

修復は、まだなのだろうか。
こちらは、昭和新撰江戸三十三観音霊場の札所になっています。
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境内の右側にある墓地との境に、閻魔大王を祀る「閻魔堂」がありました。
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鼻と右手が欠けてしまい、修復したそうです。

御朱印は、境内の右側にある「寺務所」で頂けました。
昭和新撰江戸三十三観音霊場の札所ですが、今回は「閻魔大王」の御朱印を頂きました。
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御朱印代は、「志納」でした。

般若心経を写経したものを納経させて頂きました。

江戸時代の大名「南部家」にあった閻魔大王を金地院に祀り、通称「切通し閻魔」と呼ばれているそうです。

由緒書きが無いため、ご住職がざっくりと金地院の由緒を説明して下さいました。

こちらのお寺の前からは浄土宗大本山で昭和新撰江戸三十三観音霊場の札所になっている「三縁山増上寺」がすぐ近くです。
観音霊場の札所めぐりをされている方は、近いので巡れます。




寺院データ
寺院名:勝林山 金地院
所在地:東京都港区芝公園三丁目5‐4
宗 派:臨済宗南禅寺派
創 建:元和五年(1619年)
開 基:徳川家康
開 山:金地院崇伝
本 尊:聖観世音菩薩
札所等:昭和新撰江戸三十三観音霊場 二十五番札所
    江戸四十四閻魔巡り