まほろば御朱印紀行

日本のまほろばを探して、社寺散策をしています。 社寺散策の日記を中心にいろんなブログを書きます。

2015年02月

補陀落山 観音寺 花蔵院(群馬県邑楽郡板倉町)5

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群馬県邑楽郡板倉町にある補陀落山花蔵院に参拝してきました。

同町内には板倉雷電神社や高鳥天満宮が鎮座しています。

「除川」という交差点の近くにあります。
周辺は、長閑な田園地帯が広がります。

駐車場はありました。


こちらのお寺の由緒は、次の通りです(上毛新聞社刊「ぐんまのお寺真言宗」より抜粋)。
「寺院の創建・由緒は、不詳であるが、天正十八年(1590)三月の『下野国安蘇郡除川村水帳』に『右 川役魚猟殺生人 北 角左エ門相勤申候‐中略‐慶安二年右角左衛門 観音像 川ヨリ引キ上ゲ屋内ニ祭リ置く処 翌年 寺エ奉納村方ニテ一宇之堂ヲ建立ス‐中略‐同 行説法印之代 補陀落山観音寺花蔵院と号ス』とあり、また、当寺首無し六地蔵の銘に『慶長九年甲辰天(1604)閏八月十八日法印権大僧正都隆寛』とあり、創建は慶長年間(1596〜1615)以前であるといえる。
観音堂は、前述したように川で発見された観音像をまつったといわれているが、この観音像は秘仏とされ、お目にかかることはできない。当寺の住職も地区住民の方もお目にかかっていないため何観音かその法量もわかっていない。堂は、間口三間、奥行きニ・五間、茅葺き、幅0・五間の回廊を巡らせている。現堂の造営年代は不詳であるが回廊の擬宝珠に、『天保四癸巳(1833)』の銘がある。
当観音堂は、東上州三番札所であり、『徒みとがも 皆除川と きくなればまいるこの身は たのもしきかな』とよまれている。」


周辺の土地は「除川」と言い、利根川の水害から除くため名付けられました。

入り口になります。
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左右には、馬頭観音や庚申塔がありました。
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こちらが本堂になります。
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不動明王が祀られています。
真言宗系のお寺で不動明王が祀られているので、護摩は修しているのかな?

水子地蔵です。
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観音堂になります。
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川で発見された観音様を祀っています。
秘仏であり、開けたら良くないことが起きるということで、誰も見たことは無いそうです。
しかし、東上州三十三観音霊場の札所本尊としたら「聖観音」になります。
現在観音堂は、茅葺きではなく、銅板葺きです。

「首無地蔵」がありました。
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除川名所だそうです。

御朱印は、専用納経帳の差し替えを頂きました。
汎用の納経帳に頂けるかどうか分かりません。

お茶を頂きました。感謝するばかりです。




寺院名:補陀落山 観音寺 花蔵院
所在地:群馬県邑楽郡板倉町除川399番地
宗 派:真言宗豊山派
本 尊:不動明王
札所等:東上州三十三観音霊場 三番札所(除川観音)
御詠歌:徒みとがも 皆除川と きくなればまいるこの身は たのもしきかな

上州三嶋神社(群馬県明和町)3

上州三嶋神社に参拝してきました。
群馬県南東部の邑楽郡明和町の南部に鎮座しています。
利根川がすぐ近くにありました。

最寄り駅は、東武伊勢崎線「川俣駅」になります。
由緒書きによると、徒歩では神社まで20分はかかりそうです。

駐車場はありましたが、舗装はされていません。
自動車は、5〜6台位は停められそうです。


こちらの神社の由緒は、次の通りです(由緒書きより)。
「当社は『上州三嶋神社』を始め、近在からは『お宮』『三嶋さま』等と親しく呼ばれていますが、その正式名称を『三嶋神社』と称します。江戸時代末期の弘化三年(1846)、火災により社殿および古記録の全てを焼失した為、創建年月を含む由緒については不詳です。社伝によれば、伊豆国の三嶋大社(静岡県三島市大宮町)から御神霊を勧請(お招き)した地方の古社と伝えられています。
江戸時代以降、明治初年に至るまでは、当社近在の梅原山・光明寺(高野山真言宗)の住職が、代々『別当(神社を管理した僧侶)』を務めていました。
歴代住職の当社に対する信仰心は篤く、当社が所蔵する神宝類や石塔からその様子を知ることができます。
現在神座近くに奉安されている御神鏡も、江戸時代中期の享保二十一年(1736)、当時の別当・光明寺弘誓と『惣氏子中』の寄進によるものです。
現在の拝殿は、焼失の翌々年、嘉永元年(1848)から翌年にかけて再建されました。再建は別当の光明寺英猛と梅原村を中心に、信仰域であった近隣の二十ヶ村の助力を得て進められ、再建を機に近隣より神主家の祖が招かれて社殿を管理するようになりました。
以降、長年に及ぶ風雨や近年の大震災の影響によって、現在に至るまでに幾度かの改修工事が行われましたが、再建から170年近く経った今も、往時の姿をしっかりと留めています。
近代に入ると、明治五年(1872)十一月、近隣八ヶ村(現代の明和町中部・東部)の総鎮守である『郷社』に定められ、地域総鎮守として篤く信仰されました。
現在は群馬県を中心に、近隣の埼玉県や栃木県、茨城県からも、『勝負の神』『虎の神』、交通安全に霊験あらたかな神様として、広く崇敬されています。」


大通りには面していないので、分かりづらい所にありました。
国道122号線「川俣」という交差点を東に行くとこちらの神社がありました。

こちらが鳥居になります。
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参道を進みます。
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左側にお宮がありました。
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こちらの神社の旧社格は「郷社」ですが、雰囲気的には「村社」かなぁと思いました。
村の鎮守様と言った感じです。

境内には「富士塚」があり、登ると浅間神社が鎮座していました。
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その他、神明宮、菅原神社、愛宕神社等の境内社が鎮座しています。
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手水舎です。
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手と口を漱いで、参拝です。

こちらは、社殿になります。
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境内はさほど広くはありませんし、社殿も思ったよりは大きくはありません。

社殿の裏側にも祠がありました。
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神楽殿です。
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どのような神楽が舞われるのでしょうか?

御朱印を頂こうとしたら、宮司さんが不在したので頂けませんでした。
書き置きは無さそうです。
その代わりか由緒書きを頂きました。

祈祷祈願は随時受付中のようです。
必要な方は、こちらの神社へお問い合わせください。

西へ行った所には、「川俣事件」の碑がありました。




神社データ
神社名:上州三嶋神社
鎮座地:群馬県邑楽郡明和町梅原261番地
祭 神:三嶋大明神(大山祇命) 赤城大明神(大己貴命・豊城入彦命) 藤原長良公(長良大明神) 誉田別命(八幡大神) 八衢比古命・八衢比売命(塞神) 天手力雄命(戸隠神) 倉稲魂命(稲荷大明神) 水波能賣命(水神)
社格等:旧郷社 明和総鎮守

板倉雷電神社 オリジナル御朱印帳(群馬県邑楽郡板倉町)5

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群馬県邑楽郡板倉町に鎮座する「板倉雷電神社」のオリジナル御朱印帳です。

大きさは横11cm×縦16cmになります。

境内には蝋梅が咲いており、季節になると綺麗な花と甘酸っぱい香りを漂わせます。
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オリジナル御朱印帳には、その蝋梅をあしらったと思われます。

紙質は、普通かと思われます。

値段は1,000円、別途御朱印代が300円かかります。




神社名:板倉雷電神社
鎮座地:群馬県邑楽郡板倉町板倉2334
祭 神:火雷大神 大雷大神 別雷大神
社格等:旧郷社
札所等:つつじの館林七福神 福禄寿

五徳山 無量寿院 水澤寺(群馬県渋川市水沢)5

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群馬県渋川市にある
五徳山 無量寿院 水澤寺に参拝してきました。
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天台宗に属するお寺になります。

渋川市の中でも伊香保温泉に近いところにお寺はありました。

駐車場は、お寺の北側にありました。
自動車は、100台以上は停められそうです。

JR高崎駅より群馬バス「伊香保温泉行」乗車して、「水澤観音前」下車してすぐです。


こちらのお寺の由緒は、次の通りです(由緒書きより)。
「坂東三十三札所中第十六番水沢観世音は 千三百有余年の昔、推古天皇、持統天皇の勅願により 高麗の高僧恵灌僧上の開基にして 国司高光中将公の開基である。五徳山水沢寺の名称は 推古天皇の御宸筆の額名に因るものであり 坂東第十三番浅草観世音及十八番日光中禅寺観世音と比肩すべき名刹である。御本尊は国司高野辺家成公の三女 伊香保姫の御持仏 十一面千手観世音菩薩であり 霊験あらたかなること、特に七難即滅七福即生の御利益顕著である。
御詠歌に たのみくる 心も清き 水沢の
深き願を 得るぞうれしき
当時は御堂の数三十余宇、御仏の数一千二百体にも及びましたが、再三の災火のため現在の建物は大永年間に仮堂を造立し、元禄年間より宝暦天明年間に至る三十三ヶ年の大改築に依るものである。東京へ三十六里、日光へ三十六里、善光寺へ三十六里という枢要なる霊場である此の地は 歴代天皇の勅願寺として伝わり 上野の国司の菩提所であったことも史跡に残り 近く徳川時代迄は村の入口には大制札があって、一、弓は袋をかけて通れ、一、鉄砲は火縄を消して通れ、一、馬は引き手綱をつけて通れ、と御朱印地の権威は中々のものであった。」


坂東三十三観音霊場の札所になるお寺になります。

こちらが山門になります。
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仁王像が配されているので「仁王門」と言った方が良いかもしれません。
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風神雷神像も配されています。
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江戸時代に作られたもので、渋川市指定重要文化財になっています。

石段を上がっています。
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疲れます。

正面には、観音堂がありました。
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坂東三十三観音霊場と新上州三十三観音霊場の札所である「千手観音」が祀られています。
江戸時代の建築になり、渋川市指定重要文化財になっています。

観音堂の向拝です。
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なかなか立派です。

こちらが六角堂になります。
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大日如来と六地蔵が祀られています。
群馬県指定重要文化財になっています。
こちらの六角堂は、関東百八地蔵尊霊場の札所本尊であります。
開運六地蔵だそうです。何か良いことがないかな😃
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飯縄大権現の御堂になります。
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登るのが怖いです😱

こちらが大師堂になります。
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てっきり伝教大師か元三大師かと思いましたが、弘法大師が祀られています。

豊家一神です。
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龍王弁財天です。
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清昌稲荷大神です。
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こちらのお寺の鎮守社になるでしょう。
稲荷堂でしょう。

こちらが鐘楼堂です。
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こちらが納札堂です。
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不動明王が祀られています。
こちらで、祈祷祈願した御札を納めるようです。

御神籤の自動販売機がありました。
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獅子舞が舞って、楽しませてくれます。
200円で引けます。

御朱印は、観音堂の向かいにある納経所兼授与所で頂けました。
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御御影も頂きました。
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一体100円です。




寺院名:五徳山 無量寿院 水澤寺
住 所:群馬県渋川市伊香保町水沢214番地
宗 派:天台宗
本 尊:千手観世音菩薩
通 称:水澤観音
札所等:坂東三十三観音霊場 十六番札所
    上州三十三観音霊場 別格霊場
    関東百八地蔵尊霊場 三十三番札所
御詠歌:たのみくる 心も清き水沢の 深き願いをうるぞうれしき
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